1949-04-18 第5回国会 衆議院 建設委員会 第7号
○伊藤説明員 山口縣におかれまして昭和十七年の津波以來連年災害の脅威を受けられまして、その被害の大きいこと、また財政の遍迫しておられること、及びその災害復旧の緊急になされなければならないことは、十分私の方も承知いたしておるところでありまして、從來極力これが助成に努めて参つたのでありますが、最近の國家財政の逼迫のために、御希望の通りな補助もいたさず、まことに遺憾に存じておる次第であります。
○伊藤説明員 山口縣におかれまして昭和十七年の津波以來連年災害の脅威を受けられまして、その被害の大きいこと、また財政の遍迫しておられること、及びその災害復旧の緊急になされなければならないことは、十分私の方も承知いたしておるところでありまして、從來極力これが助成に努めて参つたのでありますが、最近の國家財政の逼迫のために、御希望の通りな補助もいたさず、まことに遺憾に存じておる次第であります。
○田中專門調査員 大分縣下の森崎川外四十九河川は、昭和十六年以來連年激甚なる災害をこうむり、殊に昭和十八年同二十年の大水害により水源地帶ははなはだしく荒廃し、土砂礫の流出による河床の隆起のため洪水の危險がとみに増大している現状であるから、これが対策として速やかに恒久的なる砂防工事を実施せられ、縣下諸産業の振興並びに民生の安定に寄與せられるように要望するというのである。
昭和十八年以來連年こうむりたる水害にもかかわらず工事進捗は遅れ、また未着手あるいは工事中断河川の多いのはまことに遺憾である。今後とも予算の増額に努め、予算の許す限り工事の拡大をはかるとともに未着手河川の着手、中断河川の再開に努めたい考えである。 —————————————
○大石説明員 大分縣は昭和十八年以來連年にわたり水害を受けているにもかかわらず、砂防予算が僅少なため工事の進捗遅々たる現況にあることははなはだ遺憾であるが、今後とも予算の増大に努め工事の普及と完遂をはかりたい考えである。 —————————————
○伊藤説明員 本請願にかかる諸河川は、昭和十八年以來連年災害を受けているにかかわらず、砂防予算僅少なため、湯里、益田の二河川に施行したにすぎず、今後とも予算の増大に努め、早水川外二河川についても、速やかに着手したい考えである。 —————————————
御承知のごとく通信会計は終戰以來連年赤字に悩まされてきたのでありますが、本年度におきましては、物價運賃の改訂、給與水準の引上等に伴いまして、一層経費の増大を來すこととなりましたので、やむを得ず通信料金の改訂及び一般会計よりの繰入によつて收支のパランスを保つことといたしたのであります。
昭和十六年以來連年にわたりまして激甚な災害をこうむつております。殊に昭和十八年竝びに昭和二十年の大災害は、水源地帶の荒廢もその原因となりまして、まつたく異常的なのでありまして、縣下各地に未曽有の大崩壞が起りました。このために河川の上流部は各所に在砂の流出を惹起し、幾多の人命を奪い、山紫水明の地も一瞬にして河原と化したのであります。