1989-11-22 第116回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
また発行者にとりましては、代金回収業務の合理化、代金回収のリスクのないこと、さらに顧客を固定できるなどのメリットがあると言われているわけであります。双方にとっていわば非常に便利な決済手段ということでありましょう。それだけに私は、プリペイドカードというものはこれから先も次第次第に世の中に普及していくという趨勢にあることは間違いがないと思います。
また発行者にとりましては、代金回収業務の合理化、代金回収のリスクのないこと、さらに顧客を固定できるなどのメリットがあると言われているわけであります。双方にとっていわば非常に便利な決済手段ということでありましょう。それだけに私は、プリペイドカードというものはこれから先も次第次第に世の中に普及していくという趨勢にあることは間違いがないと思います。
それから発行者側でございますが、メリットとしましては、代金回収業務の合理化の面、それから代金回収の確実性の面、それから前受け金の運用益、これはさっき申したものと裏腹でございますが、このカードの利用者が利用し終わるまで発行者側からは前受け金を持っておる形になるわけでありますから、その前受け金の運用益などを発行会社側が手に入れるメリットがございます。
特に、有償になりますと、教科書を学校に供給する取次店では、現在はその代金回収業務というものがないわけでございます。それが出てまいりますから、そのための人員を確保するという問題が生じます。それから、これは仮にの話、また一時停止後再び無償になりますと、今度はその人員をまたどちらかほかへ振り向けていかなければならないというようなことも予想されるわけでございます。
当然のことながら販売活動も終了いたすわけでございまして、今後はこれのアフターサービスの業務と代金回収業務等が残るわけであります。
たとえば代金回収業務などというのは従来の供給機構の業務の中で相当大きな比重を占める業務でございます。これはほとんどなくなる、そのかわりいろいろ書類をつくったりあるいは内部管理その他につきましてはふえる業務もございます。
先ほども御紹介いたしました教科用図書分科審議会からの建議書の中に、代金回収業務がなくなるんだ、だからその代金回収業務がなくなる見返りとして、特約、取り次ぎともに現在の供給手数料の四分の一ずつを引き下げることが妥当だという建議書が出ておりまして、それがそのまま大蔵省でもお認めになり、あるいは文部省のほうでもお認めになり、また発行会社のほうへもその通達がありまして、発行会社のほうから私のほうへ四分引き下
これは現在の教科書の定価中、供給手数料が約一六%含まれているわけでございますが、国で給与するということになりますと、業者の代金回収業務が軽減されるわけでございますが、その分として四%を割り引いているわけでございます。
これは現在の定価中供給手数料が相当額見込まれておるわけでございますが、国の給与ということになりますと、その代金回収業務が軽減されるわけでございまして、その分だけ定価を下げるという前提で予算を積算しておるわけでございます。 次は教育研究団体の補助でございますが、五千万円計上いたしております。