1980-04-18 第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第24号
これの考え方でございますが、私どもといたしましては、日中国交を正常化し、日中平和友好条約を締結しているということ、それからIMFは.国連の専門機関でございまして、七一年十月の中国代表権問題に関する国連決議が尊重さるべきであるということ、それから中国がIMF参加に際しましてIMFの協定上の義務を履行するという表明があったということで、今回の代表権交代には賛成をいたしました。
これの考え方でございますが、私どもといたしましては、日中国交を正常化し、日中平和友好条約を締結しているということ、それからIMFは.国連の専門機関でございまして、七一年十月の中国代表権問題に関する国連決議が尊重さるべきであるということ、それから中国がIMF参加に際しましてIMFの協定上の義務を履行するという表明があったということで、今回の代表権交代には賛成をいたしました。
私どもといたしましては、現段階におきまして、IMFの代表権交代がまず片づいた、そうしますと、当然に世銀、第二世銀、そういう問題が出てまいることは予想いたしますが、中国政府は、目下のところ、世銀に対して正式な加盟の申し入れを行ったというふうに聞いておりません。
○加藤(隆)政府委員 最初の方の問題でございますが、台湾は、このたびの代表権交代に関する理事会決定に先立ちまして、IMFとの間にございます債権債務関係を整理したというふうに聞いております。
また、北京政府への代表権交代が済んだあとで台湾の新規加盟を行なうことがもちろん不可能であることは申すまでもありません。したがって、いずれにしましても、二つの中国という方式が国連代表権問題に何か新しい解決策となり得ると期待することは、私はできないと考えます。