2018-03-23 第196回国会 参議院 法務委員会 第4号
○糸数慶子君 今年度の民事法律扶助の代理援助件数、それが増加しているというふうに聞いておりますが、その要因は何でしょうか。また、次年度以降予算不足とならないよう十分な手当てをされているか、お伺いしたいと思います。
○糸数慶子君 今年度の民事法律扶助の代理援助件数、それが増加しているというふうに聞いておりますが、その要因は何でしょうか。また、次年度以降予算不足とならないよう十分な手当てをされているか、お伺いしたいと思います。
御指摘のとおり、本年度の、平成二十九年度の民事法律扶助の代理援助件数は、前年度、平成二十八年度に比べて増加傾向にございます。この点、事件類型別で見た場合、自己破産事件を含む多重債務事件が大幅に増加しておりまして、これが本年度の代理援助件数の増加要因だというふうに考えております。
法テラス宮城からは、東日本大震災により法テラス宮城の業務実績にも影響が出ており、特に平成二十三年度の民事法律扶助業務の実績は、二十二年度に比べ、法律相談援助件数が大幅に増加する見込みである一方、代理援助件数は減少する見込みである、これは相談者がいまだ裁判手続を行う余裕がない状況であることが要因の一つと思われる等の説明がありました。
法律扶助時代の平成十七年度になりますと、国からの補助金が四十四・九億円、約四十五億円と、これは大変な増額になり、そして代理援助件数も約五万六千件と、これももう倍々ゲームになってきたわけでございます。 で、法テラスになって、現在ですけれども、平成二十二年度で、民事法律扶助事業経費を含む運営費交付金という形で支出をさせていただいているわけですけれども、これが百五十五億円ということになります。
法施行前の平成十一年度の代理援助件数、これは一万二千七百四十四件でありました。表を見ていただくとわかりますけれども、翌年の法施行後の平成十二年度においては二万九十八件、倍にはなりませんけれども、二万件を突破したということであります。