2017-12-07 第195回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
一九八九年には、厚木飛行場の騒音軽減を図るために同飛行場の代替施設を設置するまでの間の暫定措置として、硫黄島で艦載機着陸訓練を実施することについて日米間で基本的了解に達したことが発表されまして、国は硫黄島の代替訓練施設建設に着手しました。一九九三年に硫黄島の施設が完成し、米側に提供されました。二〇〇二年には日米両国政府間でできる限り多くのNLPを硫黄島で実施することで了解がなされています。
一九八九年には、厚木飛行場の騒音軽減を図るために同飛行場の代替施設を設置するまでの間の暫定措置として、硫黄島で艦載機着陸訓練を実施することについて日米間で基本的了解に達したことが発表されまして、国は硫黄島の代替訓練施設建設に着手しました。一九九三年に硫黄島の施設が完成し、米側に提供されました。二〇〇二年には日米両国政府間でできる限り多くのNLPを硫黄島で実施することで了解がなされています。
那覇防衛施設局によりますと、レンジ16への新たな代替訓練施設の建設に向けて既に地形等の調査に入っているということでございますが、この施設建設に向けて、全体的な工期、規模、予算などを明らかにしていただきたいと思います。
今回の特別協定との関係でいえば、硫黄島代替訓練施設を建設費百六十七億円を投じて、すべて硫黄島で訓練する取り決めをしたにもかかわらず、最近急に厚木での訓練がふえたのは明確に約束違反ではありませんか。さらに、先般の私の質問主意書に対して政府は、できる限り硫黄島で訓練を実施するよう米側に申し入れると言いながらも、三宅島が代替訓練の適地と考えており、移転を目指して努力を続けると答弁をされました。
○冨沢委員 三宅島が代替訓練施設の候補地であるという御答弁をいただきました。 昭和六十年の初めごろ、私は神奈川の県会議員をやっておりまして、当時はNLP訓練が厚木基地だけで行われていた。この騒音が大変ひどい。住民も自治体も困っておりまして、私どもは防衛庁におだてられて三宅島訓練場お願いツアー、大和市民百名と一緒に三宅島まで乗り込んだ、そんな経験があるわけでございます。候補地は三宅島であった。
先日御質問した中で、厚木基地のNLPの問題について、硫黄島に代替訓練施設をつくって、平成四年度中に百六十七億という巨費を投じてこれは完成をするわけで、ことしはそういう意味で大変大事な年だなと思うんですが、危険の問題はもう既に言いましたから繰り返しませんが、全面移転を硫黄島にできない理由は何なのか。この間の御答弁では半分ぐらいという話がありましたけれども、それについてお伺いしておきたいと思います。