2019-05-28 第198回国会 参議院 環境委員会 第8号
一方、家庭用を含めてエアコン分野については、各国とも代替冷媒が見出せてはおらず、その開発が進められている状況であります。 こうした状況を踏まえて、世界的に普及が見込まれるグリーン冷媒技術を日本が先駆けて開発し、世界に展開していきたい、こういうふうに考えているところであります。
一方、家庭用を含めてエアコン分野については、各国とも代替冷媒が見出せてはおらず、その開発が進められている状況であります。 こうした状況を踏まえて、世界的に普及が見込まれるグリーン冷媒技術を日本が先駆けて開発し、世界に展開していきたい、こういうふうに考えているところであります。
○柳田稔君 一方、経済産業省さんですけれども、代替冷媒候補が開発されていない機器について、技術開発関連予算として今年度予算に六・五億円計上していらっしゃいます。こちらは、フロン類の中長期的な廃絶を目指す方針が取られている中、そもそも代替技術が見込めない機器についての支援施策であることから、一層の拡充が必要でないかと考えますけれども、現在の開発状況と課題についてお聞かせください。
○石上俊雄君 環境に対しては、漏えいというところも結構大きな問題だというふうに思っていまして、やはり機器の方で工夫する、それで漏えいをしっかりと防ぐということもやっぱりしっかりと、代替冷媒に替えていくというのも必要なんですけど、そこの中でしっかりと漏れないような装置もしっかりと整えるということも大切なので、是非そういった面での注力もお願いしていきたいと思います。
具体的には、経済産業省といたしましては、新たなグリーン冷媒の選択肢の拡大に向けて、温室効果の低い代替冷媒を冷凍空調機器に用いる際の燃焼等に関するリスク評価手法を確立するための技術開発を本年度から五年間の計画で支援していく考えでございます。また、環境省におきましては、導入コストの高い省エネ型の自然冷媒機器について補助金による導入支援を行ってございます。
○石上俊雄君 家庭用のエアコンとか、一番国民の皆さんには気になるところでありますので、願うならば、しっかりとした代替冷媒が研究開発で開発されることを願いたいと思いますので、是非注力をいただければと思います。 それでは、最後になりますけれども、キガリ改正の将来という視点で質問を世耕大臣の方にさせていただきたいと思いますが、先ほど矢倉委員からもございました。
今委員御指摘の資料でございます、私どもの作成した資料でございますが、御質問は、右下の「代替冷媒候補を検討中」のところにどうなるかという御質問でございまして、こちらに対してお答え申し上げますと、自然冷媒も入る可能性がございますし、それから、それ以外の弗素系化合物も入るかと思います。
例えば、私、このグリーン冷媒の導入状況といういただいた表の中に「代替冷媒候補を検討中」とありますよね、ここは、いろいろな開発が起こるんだと思います。この中に、今お話ししたようなHFOのようなものが、新しいものがどんどん入ってくるという認識でよろしいですか。
自動販売機やカーエアコンの代替冷媒となっているHFO1234yfというのは、熱分解すると腐食性の強い弗化水素それからハロカルボニルなどの毒性ガスが生じるおそれも指摘をされております。温暖化係数が低くても、環境影響やそして人体の影響などの第三のリスクをももたらしかねないわけで、まだ環境影響についての研究が乏しい。
この開発と転換状況なんですけれども、家庭用の冷凍冷蔵庫や自販機、自動販売機については、新規出荷分は全てグリーン冷媒に転換済みである一方、業務用エアコンや家庭用エアコンは代替冷媒候補を検討中の段階というふうに聞いています。このような状況でスケジュールが達成できるのかどうかが心配なわけであります。
現時点で、温室効果の低い代替冷媒を機器に用いる際の燃焼性等のリスク評価の手法が確立されていないということを先ほど指摘させていただきましたが、そのことが開発のネックになっているという現状がございます。
一方で、例えばエアコンでございますけれども、代替冷媒の実用化に至っていないという現状でございまして、代替冷媒の燃焼性に関するリスク評価手法を確立するプロジェクトを今年度から開始しております。そういった研究開発を推進しているところでございます。 こうした取組によりまして、代替フロンにかわる新たな冷媒物質対応機器への転換を促進してまいりたいというふうに考えております。
フロン類については、オゾン層保護と温暖化防止の観点から、フロン排出抑制法に基づき、ほこり飛ばしスプレーなどのフロン類の使用製品について、代替冷媒に転換するための規制など、その製造、使用、回収、破壊のライフサイクル全般にわたる取組を進めています。また、代替冷媒を使用した空調機器等の導入を支援をしております。 今後とも、こうした措置により、フロン類の対策に万全を期してまいります。
この辺が苦労をしているわけでございまして、今、各省挙げて一つずつそういった代替冷媒といったようなものの作製ということを進めているところでございまして、決して不可能ではないというふうに考えてございますが、なかなか、能力の高いものということになりますと、現在難点が幾つかあるというふうに承知をしております。