1954-04-20 第19回国会 参議院 建設委員会 第28号
施行者が代位して申告して、その代位申告に基いて登記官吏が一時に整理をするという形をきめる必要がある点に主眼点があるわけであります。
施行者が代位して申告して、その代位申告に基いて登記官吏が一時に整理をするという形をきめる必要がある点に主眼点があるわけであります。
然るに土地台帳法には不動産登記法等にありますような代位申告の規定がありませんために、これらの不動産登記法等に設けております代位による登記の規定の運用の余地が非常に少いので、取扱い上極めて不便をされておりましたので、法令によつて代位登記を嘱託し又申請し得る場合に、その暫定として台帳法による申告をも代位によりなし得るものといたしまして、この不便を除くことにいたしたわけであります。
しかし、土地台帳法には、不動産登記法に相当する代位申告の規定が存しないため、これら不動産登記法等の規定の運用の余地が極めて少く、取扱上不便とされていたので、法令により代位登録を嘱託し又は申請し得る場合には、その前提として土地台帳法による申告をも代位してなし得るものとし、以上の不便を取り除くこととした。