1992-03-06 第123回国会 衆議院 本会議 第8号
そうであるならば、この一兆四千億円を中期的な財政安定に活用するというのならば、同時に、給付の改善や付添料等の保険外負担の解消などという形で国民にも還元すべきものと考えますが、総理の御見解をお聞きしたいと思います。
そうであるならば、この一兆四千億円を中期的な財政安定に活用するというのならば、同時に、給付の改善や付添料等の保険外負担の解消などという形で国民にも還元すべきものと考えますが、総理の御見解をお聞きしたいと思います。
「入院時のベッド料、付添料等の負担をどう手当するのか。」という話が出ているのですよ。そのときの厚生省のお答えは「必要経費として控除できる方途を検討したい。」こう言っているのです。値上げをするなら、あなた方はこのことに対してはっきりとした態度を先に示すべきじゃありませんか。「養護老人ホームの居室整備の推進方策を示してほしい。」
三、保険料負担、患者一部負担を含めた負担の合理化、低所得者への軽減措置、差額ベツド、付添料等のいわゆる保険外負担の改善を図るとともに、国庫負担のあり方、保険料の労使負担割合について検討すること。 四、暫定措置としての特別保険料については、健康保険制度の抜本的改善を速め、その徴収を可能な限り短期間とすること。 五、診療報酬の技術料を重視するとともに、そのあり方、指導監査について検討すること。
六 保険料負担、患者一部負担を含めた負担の合理化、低所得者への軽減措置、差額ベッド、付添料等のいわゆる保険外負担の改善を図るとともに、保険料の労使負担割合について検討すること。 七 医療資源の開発、医療供給体制の整備を図り、救急医療の拡充、地域医療対策、医療従事者の養成と待遇改善を図ること。 八 医薬分業を進めるとともに、医薬品の安全対策を確立し、薬害救済制度の創設につき検討すること。
差額ベッドとか付添料等保険外負担の問題はいろいろ言われますけれども、たとえて言えば、盲腸で手術したとかいって二週間ぐらい入院するということであれば、仮に付添婦を雇っても、それは大したことはない。しかし一カ月以上、それが半年にも一年にも及ぶということになると、家族が健康で一生懸命働いておっても、最後にはその付添料だけで生活に破綻を来すということになる、そういう実情にあるわけです。
さらに救急医療とか、あるいは老人医療費とか、あるいは差額ベッドとか付添料等の保険外負担の問題等、問題は山積をいたしておるわけです。私は、それらの問題についても、四月十四日の本会議で若干触れましたので、もう重ねて申し上げることは省略をいたしたいと思うのです。
次に、差額ベッド、付添料等のいわゆる保険外の食掛の問題についてお尋ねいたします。 政府の調査によれば、昨年七月一日現在で全病床の一八%が差額ベッドであるということでありますが、他の各種の民間団体の調査と対照してみますと、この数字が果たして正確なのかどうか疑わしいのであります。 社会党は、国公立病院には差額ベッドを置くべきでないと考えています。