1992-12-08 第125回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
年輪幅が強度に大きく影響するものあるいはしないもの、成長量は少ないけれども硬質材が収穫されるもの、パルプ材等木材の形質より成長量を重視するものなど、地域の樹種や用途、需要傾向等によって樹種選定や仕立て方法が異なるのがやっぱり造林だというふうに思うんです。
年輪幅が強度に大きく影響するものあるいはしないもの、成長量は少ないけれども硬質材が収穫されるもの、パルプ材等木材の形質より成長量を重視するものなど、地域の樹種や用途、需要傾向等によって樹種選定や仕立て方法が異なるのがやっぱり造林だというふうに思うんです。
また、技術の点につきましても、母貝の仕立て方法その他について技術的な改善の手段を講じて、経営の安定に資してまいりたいと思います。
一つの桑の生育を見ましても、御存じかと思いますけれども、中部の山梨なり、あるいは長野、群馬という地帯におきますところの桑の生育状態、あるいはまた仕立て方法、こういうものと、関西におきますところの状態、立地的な条件もございますけれども、そういうものから比較いたしまして、やはり関西よりも関東周辺の方が、立地的にも経済的にも有利な状態にあったのじゃなかろうか、こういうふうに考えられるわけであります。