1977-11-01 第82回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
介入通貨発行国と使用国との間で通貨介入のために、相互に満足すべき合意が行われると有益であろう。」、こう書いてある。つまり別の言葉で言えば、いま日本銀行が通貨に対して介入をする場合に、相手国であるアメリカの合意が必要だということじゃないでしょうか。この点どうでしょう。
介入通貨発行国と使用国との間で通貨介入のために、相互に満足すべき合意が行われると有益であろう。」、こう書いてある。つまり別の言葉で言えば、いま日本銀行が通貨に対して介入をする場合に、相手国であるアメリカの合意が必要だということじゃないでしょうか。この点どうでしょう。
と、その次に、「介入通貨の使用に関して、介入通貨発行国と使用国の間で相互に満足のゆく取決めが合意されることとなれば有益であろう。」ということを言っておりますが、こういう合意が必ずなければならないということは言っておるわけではございません。現実の介入に際しましても、一々アメリカの合意を得なければならないというふうにわれわれは理解いたしておりません。