2017-04-20 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
しかし、今中山間地や果樹というお話がありましたけれども、特に条件が不利な農地というのは、農地中間管理機構に出しても預かってくれない、返される、仮に受け取ってくれても借り手がつかなければ返ってきてしまう、こういうことを聞くわけですけれども、こうした実態を大臣は認識されているでしょうか。
しかし、今中山間地や果樹というお話がありましたけれども、特に条件が不利な農地というのは、農地中間管理機構に出しても預かってくれない、返される、仮に受け取ってくれても借り手がつかなければ返ってきてしまう、こういうことを聞くわけですけれども、こうした実態を大臣は認識されているでしょうか。
本制度ですけれども、この制度は、一義的には今おっしゃっていただいたように攻めていこうと、ブランド化しようと、こういうことでありますが、例えば今中山間地のお話がありましたけれども、前もお話ししたかもしれませんが、魚沼産のコシヒカリというのは棚田でしかできないと、こういうところもあるわけでございまして、むしろ、私の地元もそうですが、中山間地の方が平たんなところよりも地理的な特性という意味ではいろんなバラエティー
とりわけ、今ほど五十嵐さんもおっしゃったように、目の前に、米価がどうなるんだろう、消費者は喜んで百姓はつぶれてじゃどうしようもないわけでありますから、そういう部分の実際の心配が農村、特に、私は今中山間地にいますけれども、その皆さん方は大きな心配を持っておいでになっていますよということだけは、基盤整備は極めて重要なことでありますけれども、考えていかなければならない。
ですから、先生が今中山間地のお話をされましたが、私の地元の京都という百五十万都市でも、中心部はみんなドーナツ現象で、五つぐらいの学校が統合しているんですね。しかし、ここは比較的距離が近いから通いやすいわけですよ。
そこで、ところが今中山間の所得補償十二年から我々やってますが、これは地域としてとらえて、農地の規模は日本は掛けてないんですよ。 だから、そういう中でやっぱり集約を図っていくには、一定の基準、しかもそれも、これは認定農家ですから、四ヘクタールというのは。で、集落営農としてはまあ二十ヘクタールと言ってますね。中山間は十ヘクタールでいいと。そしてまた、おおむね八割でいいと。
そこで、御指摘ありましたように、過疎化が今中山間地域を中心に広がっているわけでございますけれども、それによって今度は農林業活動などが低下するという悪循環になって、その結果として鳥獣被害が起こってきているということだと思います。
私は、今中山間の見直しも含めて、あるいは、いろいろな点であなたたちがこの作業をやったときには随分財務省とやり合った経緯がありますよね。でも、一応あのとき緒についた。でも、それはほんの一部でしかない、条件不利地域。
最近、それにプラスして、市町村合併だとか、特に地方の方、過疎化されている、今中山間地域と言われているような自然条件が厳しいところについては、そういういろいろな政策のひずみがもろに出てきているんだと思いますね。
ですから、先生方御存じのように、今中山間部と言うと怒られますけれども、地域の方に行かれますと、大体小学校か郵便局が中心になって集落ができております。最近は大分集落形成も変わってまいりましたけれども、かなり長い期間、郵便局や小学校が中心となってまいりました。これだけは事実だと思います。 それから、その次にできたのが税務署、法務局なんです。
そこへ七%カットというようなことになりますと、それこそ今中山間地域は、大変過疎も進み、林業不振等々、もう本当にへたり込んでおる、こう言っても過言でないような状況でございます。 そういうことで、地方はこの七%カットに対してまして大変戦々恐々といたしておりまして、これに対する対策を何としてもこの機会に強くお願いをしておかなければならぬ。
先生御指摘のように、今中山間地域におきます農林地の適正な保全ということは、もちろんその地域の活性化はもとよりでございますけれども、国土あるいは環境保全の面からも極めて重要であるというふうに私ども認識しております。
これを、掛金の実勢が下がっておるのだから、あるいは大きな災害が少なくなっておるのだからということで、今回、例えば陸稲なんかはもう大変な国庫負担の削減をしたわけでありますけれども、そういう意味では、今中山間対策ということが大きな新政策の一つの柱になっておるのではありませんか。そういう中で、やはり農家経営の下支えを本当に地味な形でしておるこの農業災害補償というものについて、こういう形で削減をする。
例えば酪農の方も、牛肉の自由化で、ぬれ子が雄で今三万五千円ぐらい、雌はもう引き取り手もない、こういう状況で参っていますが、特に今中山間地域、複合経営をやっている、私の地域は畜産地帯ですが、和牛の価格が暴落をしてまいりまして、円高も進み、所得が急激に落ち込んで心配だという言われ方があるわけであります。
○政府委員(鶴岡俊彦君) 今中山間関係の法律としましては山村振興法、過疎地域等々の法律がございまして、そういうふうなことで地域の総合的な開発、対応というのが行われておるわけでございます。
したがって今中山間地では非常に深刻な状況があるわけでありますが、私はやはりこういう問題を考えたときに、そろそろ我が国でもこのフランスの青年就農者援助制度であるとか、西ドイツの山岳農民プログラムに相当するような所得保障に重点を置いた対応を考えなきゃならぬところに来ているのじゃないか、こういうように思いますが、この点、農林水産省、どういうふうにお考えになっておるのかちょっとお伺いいたします。