1981-07-21 第94回国会 衆議院 決算委員会 第15号
人によりましては、教育の荒廃は行き着くところまで行き着いたとか、あるいは学校は人間性破壊の工場となっている、学校は死んでしまっているという声も出ておるわけであります。 私は、一〇〇%そうだとは思いませんけれども、改善すべき点は多々あるのじゃないかと考えるのでありますが、こうした声に文部省はどういうふうにおこたえになるのか、御説明ください。
人によりましては、教育の荒廃は行き着くところまで行き着いたとか、あるいは学校は人間性破壊の工場となっている、学校は死んでしまっているという声も出ておるわけであります。 私は、一〇〇%そうだとは思いませんけれども、改善すべき点は多々あるのじゃないかと考えるのでありますが、こうした声に文部省はどういうふうにおこたえになるのか、御説明ください。
健康破壊、人間性破壊まできている。ですから、これはたまたま松下の茨木工場のライン関係の労働者約六百人ほどのテレビ製造部門を見てみますと、そこでは職業病の認定患者が七人、企業内協定の認定患者が八人、通院患者で三十五人、腰痛を訴えている人は六人、とにかく病人として治療をしている人が現在五十六人、約一割です。
しかし、職場の合理化に能力ぎりぎりまで挑戦するというのは、まさに労働者の健康破壊、人間性破壊、人間破壊につながると思う。だから必要だと思うんですが、大臣どうですか。
不信任の第二の理由は、人間性破壊の政治を深めたことであります。 環境を無視した生産第一主義の経済政策は、すなわち人間性喪失を招き、マスプロの世界に投げ出された若者は、その個性と能力を無視され、単なる生産機構の一部品としてしか扱われず、先行きに対する不安と、既存の壁にはばまれた若者は、一方においては無気力な人間をつくり、他方ではやけぎみな無法者の暴徒をふやす結果となりつつあります。
総理、高度に発達した国家独占資本主義の支配する管理社会の中で、人間疎外と人間性破壊が広がっております。独占資本による技術革新と合理化によって、労働が単純化し、その密度も高められ、働く者は生産の場で働く意欲を失いつつあります。資本主義文明の悲劇であります。
このような人間疎外と人間性破壊による社会の腐敗が国民に抜きがたい政治不信を植えつけたのであり、青少年を衝撃的な直接行動へとかり立てておるのであります。 政府は、七〇年代は内政の年と称し、昭和四十五年度の予算編成にあたり、「物価の根強い上昇基調を抑制しつつ、経済の効率化と国民生活の充実向上をはかっていく」とうたつています。
(拍手) 政府予算案の最も決定的な欠陥は、かつてない経済成長の成果をもって今日引き起こされているゆがみと社会的矛盾、人間性破壊の実態に目をそむけ、インフレ物価高を刺激し、大企業資産所得優遇、国民生活無視の軍事予算であるということであります。
このような、人間疎外と人間性破壊による社会の腐敗が、国民に抜きがたい政治不信を植え付けており、青少年を衝撃的な直接行動へとかり立てているのであります。 政府は、七〇年代は内政の年と称し、昭和四十五年度の予算編成にあたり、物価の根強い上昇基調を抑制しつつ、経済の効率化と国民生活の充実向上をはかっていくとうたつております。
われわれがここに動議を提出いたしました基本的な考え方は、何より長い間保守政権のもとでの経済の成長が、そのまま人間のしあわせにはつながらず、かえって人間疎外、人間性破壊を生み出しているため、国民は、いまやその根本的な改造を求めており、現状に対して大きな政治不信となってきていることに基づくものであります。
以上、四つに集約されますように、大企業と資産所得者優先の経済成長は、国民の健康と生活を犠牲にするばかりでなく、金権万能、弱肉強食の世相を生み、道理を押しのけ、汚職と犯罪を激発し、贈収賄、背任、不正、麻薬、売春、暴力などを横行させ、人間疎外と人間性破壊による深刻な社会腐敗を生み出しておるのであります。
しかし、この繁栄は、国民生活と遊離し、第一に、大企業と一部資産階級への富の集中、第二に、消費者物価の恒常的上昇、第三に、あらゆる面での格差、不公平、不均衡の拡大、そして第四に、交通事故、公害、犯罪の激増を招き、社会の不安を激化し、深刻な人間性破壊の現象を進行させています。 以下、具体的に五つの点にわたって予算三案にあらわれた佐藤内閣の経済、財政政策を究明し、反対の理由を明らかにいたします。