2020-05-12 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
背景になった取組と思われますが、ODAの一環で草の根・人間安全保障無償資金協力、この枠組みにおきまして、現地のNGOに医療機材の整備、様々な支援をこれまで行っていただいておりますけれども、中でも、二〇一七年の母子保健センターの医療機器更新、これは二〇二〇年になっても、現地の病院の医療設備、医療機材の整備といった、こういう贈与の契約や供与、様々な取組が行われております。
背景になった取組と思われますが、ODAの一環で草の根・人間安全保障無償資金協力、この枠組みにおきまして、現地のNGOに医療機材の整備、様々な支援をこれまで行っていただいておりますけれども、中でも、二〇一七年の母子保健センターの医療機器更新、これは二〇二〇年になっても、現地の病院の医療設備、医療機材の整備といった、こういう贈与の契約や供与、様々な取組が行われております。
○政府参考人(山田滝雄君) 対キューバの援助の現状でございますけれども、二〇一四年度のODAの供与実績は、技術協力が四・七二億円、草の根・人間安全保障無償資金協力等の無償資金協力が一・五四億円ということでございます。技術協力につきましては、今委員より御指摘がありました中部地域五県における米証明種子の生産に係る技術普及プロジェクト等を行っておるということでございます。
草の根無償外部委嘱員は、草の根・人間安全保障無償資金協力の実施に係る作業のうち支援対象部門に関して専門知識を必要とする業務、あるいは専門知識を有する方々に委嘱することによってより一層効果的、効率的な援助が実施されて、供与資金の適正執行も確保し得ると判断される業務について補助的作業の委嘱を行っているところでございます。
したがいまして、こうした状況を踏まえて技術協力、草の根・人間安全保障無償資金協力あるいは文化無償資金協力、こういったものについては、この貧困問題とか環境保全等お互いに利益があると、互恵的な分野に資する案件等を中心にして、これは日本の国益を踏まえながら個々の案件ごとに精査をして中国と協議を続けていきたいと、かように考えております。
○政府参考人(神余隆博君) ただいま委員から御指摘のありました点でございますけれども、確かに国連を通じます援助と、それからバイの、先ほどの説明のありました草の根・人間安全保障無償資金協力と、これが組み合わさっていくことが非常に効果的な援助をやっていく上で大切なことだというふうに思っております。
円借款以外の技術協力とか草の根・人間安全保障無償資金協力、この辺については今後の在り方を更に議論をしようとして、思っておりますけれども、北京オリンピック前までには円借款の新規供与を終了するということで李肇星外交部長との話も大体付いたということでございます。
あと、これは日本の国内措置でございますけれども、草の根・人間安全保障無償資金協力というような予算もつくりまして、草の根の人々にきめ細かく支援を実施するというような形で、人間の安全保障というテーマを具体に実践をしていくということも取り組んできたところでございます。
今委員がおっしゃった母子病院、これに加えまして動いている話といたしましては、この総合病院ですけれども、ここで緊急に必要とされている医療品、これは注射器ですとか胃管、胃に通す管でしょうか、点滴セット、エックス線のフィルムといったものですが、これの供与を草の根・人間安全保障無償資金協力、これで実施をするということを検討をいたしております。