2002-07-18 第154回国会 参議院 財政金融委員会 第25号
いずれにしても、やはり将来の所得稼得能力、これは企業の稼得能力を高めて、併せて人間力を高めることによって個人の稼得能力を高めると。結果的にそれは正しく経済の供給力を強化する、サプライサイドを強化するということに、いつものお話になるわけでありますが、そうすることこそが不安を解消する最大の要因である。
いずれにしても、やはり将来の所得稼得能力、これは企業の稼得能力を高めて、併せて人間力を高めることによって個人の稼得能力を高めると。結果的にそれは正しく経済の供給力を強化する、サプライサイドを強化するということに、いつものお話になるわけでありますが、そうすることこそが不安を解消する最大の要因である。
この間も、経済財政諮問会議で小泉総理が、健康と人間力という項目のところで、人間力といえば健康だろう、健康といえば食事と運動と休養じゃないか、その食事が一体どうなっているんだ、食事といえば農業じゃないかというようなことで、やはりそこの原点に戻るべきだと。
そうした観点から今後を展望したとき、我々が目指すべき社会とは、個人としての人間の生きる力、いわば人間力ともいうべきものが十分に生かされる社会、個の多様性を認め合い、互いに支え合う社会、一人一人の感性、個性の自由な発露として文化や芸術、芸能が隆盛し、文化の薫り豊かな社会、その結果として、経済や庶民生活に活力の満ちあふれた国ではないでしょうか。
これからは人間の力を、むしろ知徳体、総合的な人間力としてはかる時代を迎えるだろうと思います。すなわち、これからの政治の理念、原点は、まさに個人の尊厳をいかに最大限に保障するかというのが国家の役割ということになってくるであろうと思います。
結局、残るところ、教育はただ知識だけじゃなくて、人間力といいますか、そういうものがついていなければならないということになろうと思うのですね。最後に残るのは自分ひとりでありますから、自分の力というのはただ知識だけじゃないんだということだろうと思うのです。
学校教育は、学力、これはむしろ当然のこととしても、人間力といいますか、中教審の中間報告にもありましたように、生き抜く力、こう言っておりますが、まさにこの人間力をつけるところでなければならぬのではないか、こう思うのです。
学力は人間の価値のほんの一部であって、総合的な人間力といいますか、人格の力という方がむしろ評価されるべきだということをもっと小さいころから教えていく必要があるのではないかな、私はそう思っております。 そして、それをすべて学校に押しつけるというのも無理があるかな。一面では、先ほど大臣の御答弁でも、そのすべてを教師に押しつけるのはどうかという趣旨の御発言があったかと思います。私もそう思います。
いろんな駆け引きがあり、いろんな腹の探り合いがあり、いろんな世界を見てものすごい人間力を両方とも発揮してやっているんだろうと思いますけれども、古典道徳の基準なんかの問題じゃない。むしろマキアベリズム的な、日本ではマキアベリズムが非常に悪く言われますけれども、いまやもう学者によっては近代政治学のあれが祖だという人さえあるくらいなんだ。
これは人間力の極致みたいな、手練手管みたいなことも要るんだなということを考えながら、ちょぼっと出しただけなんです。おっしゃるように、日本人の体質にも合いませんしね、正直言って。ただあのころのルネッサンスのずっと歴史の中で、評価する人もあるんですよね。
ちょっと弱い、弱いから、では運動場を囲いましょうとか、何かいままではなるべく便利主義の方といいますか、そっちの方向に来て、人間力そのものをもっと開発していくのだということがちょっと軍国主義的、スパルタ主義的なものであって好ましくないというような方向で来たようなふうにも見えるかと思うのですね。
人間力もつけておる人があると私は思うのですね、デモシカで終わる人もあるかもしれないが。そういう人が大臣のそういうことばを聞くと、非常に失望、落胆すると私は思うのです。
○参考人(武藤秀吉君) ただいまのことを私実は忘れて申し上げなかったのでございますが、それは日本人のドクトルが参りまして、もし外交交渉が不能の場合でも、まず重病人、それから老年者、それからいわゆる作業能力のない人間、力のない人間です。それと未成年者で収監されたもの、それから兵卒、それから下士官、この順序で一つ引き取ってもらいたい、このことは厚生大臣にもお話しを申し上げておいたのであります。
少く使うというのはその機械設備が少く使うことが目的になつていないのたけれども、コストを安くするために人間力を省くという機械を、これらの防衛生産には使うと思います。しかしながらこれだけ日本に新しい仕事ができるのだから、機械はひとりでは動きませんから、全体的の労働者の需要というものは大切なものであつて、ふえると思います。