1993-03-29 第126回国会 参議院 内閣委員会 第3号
以前私は、この委員会でシベリア抑留者の請求権に関する質問をいたしまして、その中で請求権の放棄ということは国家自身の請求権及び国家が自動的に持っていると考えられている外交保護権の放棄ということであって、人間個々人の請求権というものまで国家が放棄をすることはできないということを答弁いただいたわけであります。
以前私は、この委員会でシベリア抑留者の請求権に関する質問をいたしまして、その中で請求権の放棄ということは国家自身の請求権及び国家が自動的に持っていると考えられている外交保護権の放棄ということであって、人間個々人の請求権というものまで国家が放棄をすることはできないということを答弁いただいたわけであります。
○野田国務大臣 この地域別豊かさ指標の問題ですけれども、一つは、率直に言って豊かさというのは人間個々人の受けとめ方ということも随分ございます。そういった意味で、ある程度意識改革を伴う側面も実はあるわけです、価値観の問題にもつながることでありますから。
三、四年前、ポール・ケネディ氏の「大国の興亡」という本がベストセラーになりましたが、人間個々人と同様に、国家もまた勢いの強いとき弱まるときと変遷を繰り返していく。アメリカもまたその例外ではないのでありましょうか。 私は、アメリカの持つ底力の強さを率直に認めるものでありますが、世界運営の上で、今、アメリカはよきパートナーを求めております。
公正な論評、批判を加える自由がある——私は人間個々人の自由はそういう意味では認めますけれども、少なくとも省側の立場で二つの組合に批判を加える、こういうことが労使の正常な慣行を樹立できない一つの要素にもなっておると思いますから、この二つ目の問題についてお答えを願いたい。