2008-12-16 第170回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
陸上自衛隊の活動においては、イラクの南部のサマワにおいて、困難な状況に置かれた住民のための医療、給水、学校、道路等の公共施設の復旧整備及び人道復興物資の輸送などの支援を実施してまいりましたし、イラクの自主的な国家再建に向けた取り組みに貢献したものと考えておるところであります。
陸上自衛隊の活動においては、イラクの南部のサマワにおいて、困難な状況に置かれた住民のための医療、給水、学校、道路等の公共施設の復旧整備及び人道復興物資の輸送などの支援を実施してまいりましたし、イラクの自主的な国家再建に向けた取り組みに貢献したものと考えておるところであります。
C130型輸送機による人道復興物資の輸送活動が主な任務であると認識しています。陸上自衛隊の部隊は昨年七月十七日に撤収していますが、この空輸活動は続けられていて、その実績は、平成十六年の三月から平成十九年十月の間に六百二回、合計五百五十トンとなっています。一回当たり〇・九トンです。しかしながら、本年十月の空輸実績に至っては二十二回でわずか〇・五トンです。
航空自衛隊は、クウェートの空軍基地を拠点にしてイラク国内へ人道復興物資等の輸送を行うとしています。 現在、イラクへの空輸は、カタールにある米中央軍前線司令部の一元的な統制のもとにあります。米軍前線司令部が、空爆作戦から戦略輸送作戦まで、すべての航空作戦を指揮統制しています。