1981-10-29 第95回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
またベルト斜坑には人車等が入ることになりました。
またベルト斜坑には人車等が入ることになりました。
したがいまして、人、車等につきましては、現在の状況から言えば、私どもは十分な人、車を持っているわけではございませんし、また、同時に、予算の問題についても、毎年予算というものについてはいろいろお願いをしているわけでありますので、人、車、予算等の関係について、放漫であるということではなく、私どもとしては、少しでも合理的にしなければならないというふうに思っております。
○説明員(西家正起君) 現場から坑口まで出るには二千メートル以上の距離がございまして、深夜でございますので人車等も動いておりませんので、おそらく斜坑をかけ上がって出たと思います。したがいまして、二十分ぐらいではなかなか坑口まで出られないので、これは正確にはいまわかりませんけれども、おそらく一斉退避の命令を聞かずに三十四名の方々は自力脱出されたのじゃないか、こういうふうに考えております。
例えば人車等の場合も想定されておると思いますが、人車等の中で一審最初上つた人が、それが作業の終了時間とすれば、一審最後の車が故障して、そうしてこれが坑内言葉で言えば、人軍が走つたような場合には殆んど死んでしまう、或いは重大な怪我をする、こういう場合、これは作業外になつておる。こういう点についてどういうふうにお考えになつていますか。
○菊川委員 どうもその点がはつきりしないのですが、「炭労争議経過」という資料の中の、百九十一ページの、指令十二号に基く対連盟申入、十一月十一日申入書というのを見ますと、その中に明瞭にありますように「来る十一月十五日以降の保安要員は、主要排水施設、主要通気施設の運行維持およびこれに必要な坑内巡回、測定、人車等の要員に限定して就業致させますので通知致します。」
特にこれらの機械設備に關しましては、商工省に炭鑛機械増産委員會というのがありまして、この方面に於きましては、G・H・Qの非常な援助のもとに、先ほど申しました炭車、人車等につきましての計畫的な生産増強につきまして骨折つていただいておりますので、こうした方面の機械化が早急に進んでくるんじやないかというふうに考えております。