2011-04-27 第177回国会 衆議院 外務委員会 第9号
○下條参考人 日本に対しては、人質外交でも何でもいいから、強硬に出ればいいという一つの前例になっていくと思います。そういう意味では、大変危険な判断につながっていくのではないかなと私は考えております。
○下條参考人 日本に対しては、人質外交でも何でもいいから、強硬に出ればいいという一つの前例になっていくと思います。そういう意味では、大変危険な判断につながっていくのではないかなと私は考えております。
しかも、小出し小出しの外交、向こうの人質外交に乗っかっている。何名か、向こうが思ったとおり、じゃ、今度五名出そう、今度は十名出そうと、そのたびに手土産を持っていかなきゃいけない、こういう相手の人質外交ですよ、とんでもない話なんですね。 まず、原状を復帰しろということであって、お願いをして帰してもらうという筋合いではないんです。そういう強い態度を取ってもらわないとならないと思うんです。
今回の小泉総理の再訪朝・日帰り外交は、北朝鮮に拉致家族の出迎えに行かされたもので、北朝鮮の人質外交の術中にはまったもの、また、人道支援と称しているものの、食糧二十五万トン、医薬品一千万ドル、約十一億円を人質と引換えに取引したものとも言われています。 また、北朝鮮は拉致家族を小出し小出しで帰国させ、その都度、人道支援などの見返りを取る戦術という見方もあります。
そのような北朝鮮のいわば人質外交、日本は断じて屈してはならぬというふうに私は思うんです。 さらに、拉致事件の被害者というのは日本人なんですね。北朝鮮は加害者なんです。したがって、この日朝会談の主導権は日本が握るべきだと思うんですが、総理、この点いかがでしょう。
○金子(善)委員 要は、今の段階では、いろいろな意味で北朝鮮の姿勢というものは、今後どういう展開になるか、それを見きわめないとなかなか判断が難しいところがありますが、現状においては人質外交になっていることは間違いない。こういう状態の中での交渉でございますから、改めて、大臣に申し上げました点を留意の上、交渉を進めていただきたいということを強く要望を申し上げておきたいと思います。
韓国の主張が不当であるとか、人質外交がいかぬというふうなことにつきましては、向こうにもこちらの考えは十分わかっていると思います。
いつまでもそういうやり方をされるということは耐え切れないという国民の気持もわかるし、私どもも今外務大臣から言われましたように、この人質外交、この釈放の問題が数日のうちに解決しなかったら、いつまでもこういうふうな外交はやり切れない段階にきたと思うのです。そうすると私どもは根本的に李ラインの問題あるいは日韓会談の本質の問題を検討しなければならぬと思うのです。
依然としてやはり人質外交に見えるやり方をやっておるところの不誠意というものは、私はもう気づいておる。ですから、私は、新しい立場に立って外務大臣がこの問題を検討しなければならぬというふうにお考えになるなれば、こういう基本問題を、もしやるとしたら扱わないように、扱うとしたら、やはり統一された政府によってやるべきだ、こう私どもは思っておるのです。
そういう経過から見ても、どうも今度何かそういう人質外交というものが、国際世論上そういうことは非難されるから言わないだけのことであって、私どもの認識しているところでは、明らかに人質外交をやっておる。ことに日韓会談の経過中におきましても、日本の漁夫を九百二十二名帰しても、すぐそのあと百五名を拿捕した、そういう過去に経過があるものですから、私どもはこの問題はすなおに受け取れない。
○秋山俊一郎君 韓国のやり方は、もう皆さんも御承知の通り、いわゆる人質外交と申しますか、自分の主張を通すためには、人道も何も意に介しないといったようなやり方を今日までやっておるのでありますから、これが一向解決せぬということになりますと、先ほど申しましたような関係の家族たちあるいは関係業者が大挙して出て参りますと、どんな不祥事が生じないとも限りません。
にできないかどうかということと、また、それを前提条件にしなければ予備会談も何もできないのか、あるいは予備会談の中に——これは国会の決議もあることでありますから、当然李ラインの問題も含めて予備会談に一括して入れていいのだと私は思っているのですが、これらの点、いわゆる漁夫を交換するということが前提条件でなければ談判が全然開始できないのか、それをしなければ全然日韓の国交の是正は根本的にできないのか、一種の人質外交
それで、外務省に対しまして、先ほども申しましたように、ひっかけられるのは困るという申し入れをしたのみならず、現実に韓国側がひっかけて参りました以後におきまして、われわれが外務当局に申し入れをいたしました点は、ただこの問題だけではないのでありまして、一体、今のような韓国のやり方では、自分の主張を通すためには、いつでも日本人漁夫を引っぱっていけば日本側は人質外交にひっかかって言うことを聞く、こういうことを
で、この問題は目下外務省とも協力いたしましてせっかく日韓の間に交渉をいたしておるわけでございますが、われわれといたしましては先ほど申しましたような人質外交にひっかかって、悪質不良な外国人を日本から退去いたさす権限をこういうところで傷つけると申しますか、その将来に暗影を投ずるようなことは断じていたしたくない、そのためにはあくまで大村の収容施設が一ぱいになったり、いろいろなことで苦労はいたしておりますが
私どもの方が向うが返せ返せというのを返さないで、漁民がそれで天びんにかけられるなら、これは話はわかりますが、こちらで返しましょう、それから向うは返してくれというのをいやというのは、どうも話の筋が逆になりまして、ちょうど私どもの感じをざっくばらんに申し上げますと、人質外交に困っているというような感じがあるわけでございますが、しかしそういうことは別問題といたしまして、漁民の引き取りということも、これは日本政府