1984-04-17 第101回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
つまり、一部新聞にも出ていますが、福島県の只見川の電源開発に伴う水没される木材の払い下げ、この権利を取得するために江商との取引を始めて、興国人絹パルプに納入するということで江商と取引をした。
つまり、一部新聞にも出ていますが、福島県の只見川の電源開発に伴う水没される木材の払い下げ、この権利を取得するために江商との取引を始めて、興国人絹パルプに納入するということで江商と取引をした。
この興人八代工場というのは昭和十二年に創立されまして、それから四十年、いまこの工場がありますところの地名は、旧社名が興国人絹パルプと言っておりました関係上、八代市興国町、こう言われて会社の名前が町の名前になっているというようなところでございますし、こういう点からも経済的にも歴史的にも地域と非常に深い、広い関係を持っておりまして、この倒産のニュースが伝わりましたときに地元の人は昭和二十年の敗戦のニュース
旧社名を興国人絹パルプと言っておったのですけれども、いま興人八代工場があります町名は八代市興国町というわけでございまして、詳しくは知りませんけれども、この興国人絹パルプの興国をとって町名をつけたのじゃないかと私は思うのですが、そのくらい歴史的にも今日的にも地域経済に非常に深く広く影響を持っておるわけでございます。
それは興国人絹パルプと言っておりましたから、そこから名前をとったのじゃないかと思うくらいに地域と密着しておりまして、四十年くらいもやっておるわけですから、歴史的とか今日的に地域経済に及ぼす影響は非常に深く広いものがあるのです。先ほども言ったのですけれども、この倒産を聞いたら、お年寄りの人は終戦のときの天皇の放送を聞いたその次ぐらいにショックを受けた、こういうことを言っておるわけでございます。
大分県の佐伯湾というところがございますけれども、興国人絹パルプがかねて廃液をたくさん出しまして、この海域は海上赤きに及ぶという状況になっておったわけですけれども、その後、いろいろ環境庁等のお骨折りがありまして、いまはかなり海水はきれいになってきたわけですけれども、しかし、海底に堆積しておるヘドロは物すごいものがあるというので、県の方でも、市と話し合いをしながらヘドロの除去をやりたいという計画があるようでございます
そこで、この売り払いの際にも、いわばここに貸し付ける当時から興国人絹パルプの事業の用に供するということで貸し付けが行われておる、こういうことから、おそらくその事実に着目して、興国人絹がその土地を貸し付けの目的どおり使っているということを確かめた上で売り払いがなされたのであろう。
これは大分県の佐伯市に所在いたします興国人絹パルプ株式会社、ここに元国有農地が払い下げ、売り払いがされた。この市民の会の結成がここに実は起因をいたしておりまして、あらかじめ農林省では御承知と思いますので、この払い下げの経緯につきまして、まず、あらまし御説明をいただきたいと思います。
○大山政府委員 御指摘の佐伯市の興国人絹パルプの用地の払い下げの経緯でございますが、この土地はかつての海軍の航空隊の基地である、こういうところであって、大蔵省の所管に属しているわけでございますけれども、農地改革のときに、自作農創設特別措置法の用に供するということで、二十二年から二十三年にかけまして大蔵省から所管がえを受けて、未墾地として売り払いをしたわけでございます。
○政府委員(大河原太一郎君) 専門的な説明を、要点だけ申し上げますと、石油たん白はノルマルパラフィンを培地として、栄養源として酵母を繁殖させるというわけでございますが、この廃液酵母は、先生御案内だと思いますが、人絹パルプ製造の廃液中の木糖を栄養源、培地として、これにトルラ系酵母を繁殖させるという点でございます。
それから木材チップ、これは興国人絹パルプ。おもなところはそういう企業であると私どもは承知いたしております。 第二点のマレイシアのわが国に参っております留学生でございますが、年間平均約十名ずつ留学生を日本では受け入れておりまして、現在在日して学業にいそしんでおりますのは約三十名というふうにわれわれは承知いたしております。
で、そのときに、美幅が交換地としてその提供した新潟県の民有林のもとの所有者は興国人絹パルプで、同じく鳥取県の興国人絹パルプの所有林を国土開発という会社が買い受けて、これが西宮の剣谷の国有林と交換をされた、これが三十八年十月二十八日、このもとの所有者が興国人絹パルプ。同じようなケースを私は類推するわけです。
この場合、さらに問題になりました受け財産のほうですが、受け財産の鳥取県の日野郡日野町にあります百一町八反六畝十一歩、これは台帳面積ですが、これとそれから同じく溝口町上代山というところにあります二百五十六町七反一畝十七歩につきましては、これは興国人絹パルプが所有をしておりました。そこで思い出しますことは、那須の国有林の交換のときの新潟の民有林の所有者が興国人絹パルプである。
前回申し上げたとおり、これは興国人絹パルプの所有であって、美福株式会社のものではないんですよ。美福が大体林野庁と交換可能であるという見通しが立ってから、江商から一億九千万円の金を借りた。これは長官御存じない。そして交換するために、その直前に興国人絹パルプからばっと第三者からの民有地を買ったんですがね。この土地は私は見てきましたが、ほとんど調査が不可能です。積雪地帯。
○大森創造君 どうしても、私は調べてみますると、これは新潟県の土地、この土地は興国人絹パルプの土地なんでしたよ。いわゆる貸し付けの申請をし、運動をずっと継続的にやっている段階では、美福のものでないですよ。美幅と国との間に交換の約束ができる見通しが立ってから、江商という会社からお金を一億七千万円借りて、興国人絹から美福が取得したわけでしょう。
これはいいですか、くだいて申しますというと、あらゆる政治的な工作をして、そうして那須の適当な土地というものを、これを払い下げることができる、交換することができるということなんで、第三者の興国人絹パルプで新潟に持っていた土地、たいした土地じゃありませんよ、その土地を江商から金を借りて美福がぽんと自分のものに取得をして、この交換をして、いいですか、交換をしてから日ならずして今度は八千五百円から九千二百円
この交換で国が受け取っている新潟の山は、もともと興国人絹パルプの所有です。美福の所有ではないのです。興国人絹はそれを少しでも高く林野庁に売りたいと思っていた。これは私は全部物的証拠を持っておりますから。で、また貿易会社である江商は、美福に対して当時すでに元本十八億円の焦げつき債権を持っていた。その回収に苦慮していたんですよ。
次に、八代市においては、市長及び被害者の代表等から、八代市における公害の実情等について説明を聴取した後、興国人絹パルプ八代工場及び十条製紙八代工場における公害の状況等を視察いたしました。
八代工業地区は球磨川の河口周辺に開けた工業地帯で、すでにセメント、製紙、人絹パルプ、醸造等の各工場が立地しており、その工業生産額も三十八年に二百七十三億円、県工業生産の二二%を占めております。八代港は現在五千トン岸壁が完成し、目下一万トンの岸壁が近く完成の見込みで、さらに一万五千トン二バース等の新五カ年計画により整備が進められております。
○石黒政府委員 ただいま先生の御指摘の事件は、熊本県八代の興國人絹パルプ工場のことであろうと存じますが、この件につきましては二硫化炭素中毒のおそれのある事業を営んでおりますので、熊本労働基準局におきましては熊木地検と協力いたしまして、ここ数年継続して工程管理の改善を指導いたし、かつ監督も厳重に行なっております。
○石黒政府委員 興国人絹パルプ八代工場の事件につきましては、御指摘のとおり、すでに病気が発生しておる方が業務上であるか外であるかという問題ももちろん重要でございますが、今後そういう者が出ないように予防するということがより一層重要であると考えております。 従来の健康管理につきましては、労働基準法、安全衛生規則に基づきまして年三回の検診を行なっております。
それから興国人絹パルプにおきましては、鋳型の粘結剤を百八十トン程度作っております。こういったように、今日までいろいろ……、それからさらにクラフトパルプ関係といたしましては、トール油を若干それぞれ各工場とも作っておりますので、後ほどいずれ資料として提出したいと思います。
○小室政府委員 興国人絹パルプの争議という具体的な事例でありますが、争議をしておるということについては、大臣も十分御承知でございますけれども、繊維不況の中で、最も困難な状況にありますのは、スフとそれから人絹パルプ。この二つの部門をあわせ持っておって、それ以外に高収益を生む部門がないという、非常に深刻な経営の事例であります。
○小室政府委員 興国人絹パルプは、企業の責任者であるところの経営者の判断で、こういう再建計画、合理化計画を立てて、これを実施するということであったと思うのであります。むろん銀行その他とも、経営者として相談もし、助言も受けておるとは思いますが、今のお話のようなことは、私自身は別に聞いておりません。
○田中(武)委員 それでは、この興国人絹パルプの争議の問題で、労政課として、何らか解決についての積極的な努力をされたことがあるのですか。
それでこれは東北さんあたりも以前から人絹パルプをこしらえるのに主としてブナ、闊葉樹を使っておられましたが、その次くらいにはわれわれの方が春日井で始めた。その後各社でいろいろやられておりますが、これはあらかじめ針葉樹——内地の方で言えば赤松ですが、これが漸次不足していく、最近では急激に不足していって値段も高くなっております。
松でもそうでありますし、それからまた特にパルプと申しますと、製紙業と人絹パルプ、化繊用のパルプ、大体この二つに分けられますが、化繊用のパルプにしましても松を使って人絹パルプを作っておるのは日本だけでありまして、技術的にも相当苦心をしておるわけであります。これは世界でも珍しい方でありましてドイツあたりにいきますと、例の東北さんで使っておられますブナ、これをサルファイト法でやる。
紙パルプの方でもやはりそれはございますが、ことに人絹パルプとなりますと、化学的な性質の問題になりますから、非常に厳選しまして、相当長期間置いておかなければならないというようなこともあります。
そういたしますと、この工業の規模は、大体人絹パルプ工場の製造工場と同じ規模でやるべきものだと考えております。しかしながら、そういう大きな規模で最初にスタートすることは適切を欠く面もあるかと思います。新しい工業でございますから……。そうしますと、採算のとり得る範囲の最小規模を最初に選ぶというのが適当なのではないか、こう思います。
○大島参考人 人絹パルプの工場は年産二万トンないし三万トンが大体単位だと思います。
それから鉄鋼、銑鉄の場合ですと三・五%、普通鋼材が一・九%、原木が七・八%、人絹、パルプが〇・八%、こういうような形になっておるようでありますが、これは昭和十一年あたりの基準をとってみますというと、非常に少い。たとえば昭和十一年の石炭単価中に占めるところの運賃の割合は九・八%、銑鉄が今度の三・五%に対して六・六%、こういうふうな形になっておると思うのです。
大矢 正君 栗山 良夫君 椿 繁夫君 杉山 昌作君 事務局側 常任委員会専門 員 木村常次郎君 公述人 一橋大学教授 井藤 半弥君 日本労働組合総 評議会政治部長 小山 良治君 全日本中小企業 協議会中央委員 長 五藤 斉三君 興国人絹パルプ
○委員長(廣瀬久忠君) 次に移ります、興国人絹パルプ株式会社取締役経理部長青砥正吉君にお願いいたします。