1953-12-09 第18回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号
ことに、ロシヤ人は人種的観念というようなものは全然ないので、そういう点から言いますと、これは速記録に載せてもらつてはぐあいが悪いかもしれませんが、西欧におけるよりは人種の問題に関してはソ連の方がない、非常に安らかな気持で接触しておるというようなことを特に感じたわけであります。
ことに、ロシヤ人は人種的観念というようなものは全然ないので、そういう点から言いますと、これは速記録に載せてもらつてはぐあいが悪いかもしれませんが、西欧におけるよりは人種の問題に関してはソ連の方がない、非常に安らかな気持で接触しておるというようなことを特に感じたわけであります。
一つは、たとえば全学連とか——今は民族解放の時代であるから、イランを見ても、エジプトを見ても、あるいはアジアのどの国を見ても人種的観念から言うのではないのでありますが、白人帝国主義の桎梏のもとにみな非常に長い間苦しんでおつたから、その桎梏から離れようと言つてみんな立ち上つておるのであつて、真の新しい意味の愛国心というものは、外国の資本主義あるいは帝国主義的な政策、あるいはそのアジア政策、それから解放