1987-09-01 第109回国会 参議院 法務委員会 第3号
それで、今、人事局長が御説明申し上げましたように、今回の適正配置によりまして、裁判官は十一名でございますが、一般職になりますと二百八十名の人的余力が生ずるわけでございまして、それを受け入れ庁の方にまず配置をいたしまして、従来よりも受け入れ態勢の整備充実を図っていきたい、そのようにいたしまして、物的、人的に整った裁判所を利用していただきたい。
それで、今、人事局長が御説明申し上げましたように、今回の適正配置によりまして、裁判官は十一名でございますが、一般職になりますと二百八十名の人的余力が生ずるわけでございまして、それを受け入れ庁の方にまず配置をいたしまして、従来よりも受け入れ態勢の整備充実を図っていきたい、そのようにいたしまして、物的、人的に整った裁判所を利用していただきたい。
こういう観点からいたしますと、利用度の少ない簡易裁判所を統廃合いたしまして、それによって生じた人的余力というものを多忙な部門に振り向けることによりまして、より一層充実した司法サービスを提供してさしあげることができるのではないだろうか。それから、利用度の少ない簡易裁判所におきましては、やはり月一回あるいは週一回、月二回といった形で裁判官がてん補するのをお待ちいただかなければならない。
ただ、人的余力につきましてはかなり大きなものではないかと考えております。
しかしながら、刑務官だけが楽になりまして、受刑者の処遇あるいは少年院、婦人補導院に入っておる者の処遇が停滞することになりますとこれまた問題がございますので、まず、勤務時間の短縮につきましては、事務の省力化を大幅に行って、どれだけ人的余力が生ずるか、その点を明らかにして、必要な人員についてはやはりお願いをしなければならないのではないか。
なお本年度におきましては多少人的余力がありますので、地方放送局もできるだけ検査をいたしたいというふうに考えております。以上を申し上げまして、これらに対する会計検査院の意見について御説明申し上げたいと思います。