2000-10-18 第150回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
歯を失ったところにチタンやサファイアを埋め込む、人工歯根と言われます。これも、遺伝子治療が進むに従って、みずからの歯、みずからの歯根膜、歯の周りに存在する膜、こういうものを再生して、入れ歯じゃない、そういうような治療が実現可能であると言われているわけであります。
歯を失ったところにチタンやサファイアを埋め込む、人工歯根と言われます。これも、遺伝子治療が進むに従って、みずからの歯、みずからの歯根膜、歯の周りに存在する膜、こういうものを再生して、入れ歯じゃない、そういうような治療が実現可能であると言われているわけであります。
今先生御提案の人工歯根なり再生医療につきましても、あわせていろいろ研究を進めておりまして、御指摘の点を踏まえて積極的に取り組んでいきたいと考えているところでございます。
ただ、手法を変えると、美容歯科だとか人工歯根だとか、歯槽膿漏が専門だとか、このように広告を打てないこともないと言い切る先生方もおります。
例えば、加速器の技術というものを利用いたしましてがんの治療装置にこれを活用していく、あるいはセラミックの研究の成果を踏まえまして、炭素質の人工歯根材の製造方法でございますとか、あるいは超電導に関します研究成果を踏まえまして疾病診断等に用います核磁気共鳴診断装置の高性能化を図っていくといったようなこと、さらに、まだ現実にはなっておりませんが、将来的には宇宙環境を利用いたしました各種の医薬品といったようなものも
まだ生体の移植という段階まで来ておりませんもので、人工歯根の移植とかそういうところにとどまっておりますが、でき得るならば将来は顎骨の問題にしましても、それぞれの歯牙の移植という問題も兼ねて行われていくのではないかと考えますもので、この調査会等が発足する時代になりましたならば総括的にそういうことも御考慮の中に入るように、各界の諸先生たちにひとつそういうような意向をお持ちになっていただくようにお願いいたしまして
それから三番目の御質問の医療分野への応用ですが、これは現在は、先ほど山本さんもお話しになった人工骨とか、それから人工歯根とかという、いわばどちらかというとインプラントといいますか、体の中に埋め込むということが重点に研究をされておりますけれども、これはもっとまた別の面の実は応用がございまして、健康のいわばチェック、診断とか医療診断とかその他のところに使われる、あるいは手術とか、そういうところに使われる
歯科材料としていわゆる人工歯根等が出てまいります。こういうものに対しての厚生省の考え方。また、医療の安全の確保のために、医療用具のモニター制度を確保してはどうかということもお話ししました。以上の点について、簡単で結構ですからお答えをいただいて、私の質問を終わりたいと思います。
○吉村政府委員 歯科の場合で申し上げますと、例えばレーザー光線による 蝕の治療だとかセラミック等でできております人工歯根、そういうものを頭の中に描いております。具体的に何と何を先端技術にするか、これは私どもやはり中医協でもって具体的に決めていこうと思いますが、私どもの頭の中に今あるのはそういうものでございます。