2005-02-25 第162回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
そして、この須木村では、将来の村づくりを見通したときに、一つのグリーンツーリズムということを考えておりまして、できる限り、杉、ヒノキの人工植林を何とか広葉樹にかえていきたい、もちろん常緑の。こういうことで村づくりをしていきたいということで頑張っておられるんですが、いろいろな制度上の問題があったりしてなかなか明るい見通しが持てないということでございました。
そして、この須木村では、将来の村づくりを見通したときに、一つのグリーンツーリズムということを考えておりまして、できる限り、杉、ヒノキの人工植林を何とか広葉樹にかえていきたい、もちろん常緑の。こういうことで村づくりをしていきたいということで頑張っておられるんですが、いろいろな制度上の問題があったりしてなかなか明るい見通しが持てないということでございました。
ところが、御承知のとおり、日本が昭和三十七年に木材を自由化してから安い木材がどんどん入ってまいりまして、国内の自給率は二〇%で、材価が低い、したがって、林業もなかなかやっていけないわけでありますから、せっかく戦後伐採した一千万町歩の山林面積のうち、これを人工植林をしてやってきた、ところが、これが全国でいまだに手がつけられていないのが四百万町歩あるわけです。
もし昭和三十年代の要員の拡大で要員が多いとするならば、徹底的に人工植林する、徹底的に保育する、これは後で話しますが、そういうことを勧告してこそ初めて正しい勧告だと思うわけであります。それをしないで来た。私はある意味において、林野庁の皆さんが犠牲者にされているのじゃないかなという気持ちも端的にするわけなので、これに抗議しながら少し質問を展開していきます。
○瀬野委員 そうしますと、十年間の改善期間において黒字が出ることはまず考えられませんけれども、二十年後——現在人工植林いたしました国有林が約二百二十万ヘクタール、この中の約七〇%が若齢林でございますから、これが適正伐期齢級に達して伐採が始まるとなると、どうしてもあと二十年ぐらいかかるわけですね。
○長谷部委員 それではなお重ねてお尋ねいたしますが、国有林野事業で、いわゆる森林資源充実特別事業、通称特開事業といっているわけでありますが、これで十年間の期間で低質広葉樹あるいは薪炭林を伐採しまして、それに人工植林をしていく、こういう趣旨のようでございますが、私たちの地方では、年間約二十万ヘクタールの予定を立てて進めておるけれども、実績は十五、十六万しかあがっておらない、こういうことも聞いておりますし
○長谷部委員 ですから私は、全国で十五万ヘクタール、百五十万立方の低質広葉樹を生産をして、そのあと地については、いわゆる人工植林、人工造林をする、こういう目標で進めておられると承っております。どれだけ伐採をされて、どれだけ人工造林がやられたかという、その実績を私は聞いておるのです。
従来の林野の伐採も、老齢過熟なものを対象にしておるよりも、もう少し手近な人工植林的なもの、あるいは手近なところに存在するものを伐採しておるという状態です。奥地には手が伸びていないのです。最も生産性の低いところに手が伸びないで、やや高いところに手が伸びておる。
さらにまた、戦前から戦後にかけてほとんど人工植林などが行なわれておらないで、相当の空白期間も出ておると思う。ところが、需要の実態に見合わせて年率二・五%ずつの生産性を上げていくというようなことが書いてあります。
そうしてそういうところで出る森林資源というものは、これは人工植林はほとんど不可能じゃないか、天然林が多いのではないかと思う。そうするとそれがまた資源として開発されるまでの期間も相当あるし、一時山も荒れてくるというようなことも相当考えざるを得ないわけなんです。
○政府委員(横川信夫君) 御承知のように戰時から引続きまして非常な濫伐、過伐に陥つておりまして、民有林におきまして百六十万町歩の人工植林の予定地を残しておるような次第であります。昨年度から造林五ケ年計画を実施いたしまして速かにこの要造林地の解消を図りたいということで、お手許に差上げました二枚目の資料にありますが、造林五ケ年計画を樹立いたしたのであります。
○荒木萬壽夫君 福岡縣浮羽郡姫治村分田地区及び吉の本地区は、福岡縣農地部において集團開墾されることを計画されているのでありますが、本両地区は縣下にても優秀なる人工植林地帶であり、これを開墾するときは必ず治山治水に甚大なる障害を與え、またこの地区は山腹にあつて寒風強く、土質が惡い上に交通が不便で、農耕に適しないこと明瞭であり、ひいては森林業の発展に惡影響を及ぼすこととなるのであります。