2020-02-25 第201回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
母乳か人工乳か、どちらかしかないというのでは、母親も非常に追い詰められてつらくなります。その中間のドナーミルクがあれば、焦らずに母乳が湧いてくるのを待つこともできるというふうに思っております。 普及への課題として、まず予算の確保、それから安全性の確保の上から運用基準を策定していくことが重要なのではないかというふうに思います。
母乳か人工乳か、どちらかしかないというのでは、母親も非常に追い詰められてつらくなります。その中間のドナーミルクがあれば、焦らずに母乳が湧いてくるのを待つこともできるというふうに思っております。 普及への課題として、まず予算の確保、それから安全性の確保の上から運用基準を策定していくことが重要なのではないかというふうに思います。
患者の多い長崎県では、二十年前から妊婦健診時に公費による抗体検査を導入して、陽性が判明した妊婦の方には、赤ちゃんを母乳でなくて人工乳で育てていただく、これで母子感染を予防してきたんですね。これで感染率は二〇%から二%まで低くなっているわけであります。
このHTLV1の感染の六割以上は母乳による母子感染でありまして、人工乳によって赤ちゃんへの感染を防止できるものでありますから、公費による全国一律の妊婦健診でHTLV1抗体検査を実施して、その結果に基づいて適切な保健指導、またカウンセリングを行うことを特命チームでは決定したわけであります。これによって、全国の自治体で妊婦健診による抗体検査が始まりました。
断乳、お乳をやめて人工乳に変える、または、三カ月以内の授乳で短期母乳をしていく、このことによって感染率が大幅に下がりまして、二〇%から二ないし三%、十分の一にも低下することが証明されておりますので、母子間感染予防対策による効果は着実に期待されているところでございます。 一九八〇年代に、日本人研究者がこのHTLV1ウイルスやこの関連疾患を相次いで発見いたしました。
○江田(康)分科員 私が聞いていますのは、例えば重松先生がおっしゃっていますが、当時九州、沖縄に局在しているということと、乳児栄養法の趨勢の変化、これは何を意味しているかといったら、人工乳に徐々に変わっていく、そういうような時代の変化もあるだろう、そういうようなことで放置しても感染者はふえることはない、拡散することはないというような前提のもとで、自治体の対応に任されてきたというようなことが見受けられるわけでございます
○吉川参考人 おっしゃるように、代用乳というか実際には人工乳という、乳を搾ってしまうために、かわりに子牛に初期に与える乳があるわけですけれども、この人工乳の中にSRMを含むプリオンがあると、確かに感受性期ですから大事なわけで、そういう意味では、明確な組成、日本の場合にも、農水省の方から出していただいたわけですけれども、先回か先々回、一応、アメリカ、カナダそれぞれ、スターターを含めてどういう組成になっているかという
私も、これは聞いた話でありますけれども、人間も、母親が例えば、今はありませんが、ジフテリアなんかにかかるとその免疫ができて、そして、その子供にもその抗体といいますか、そういったものができるから、母親も、ある意味では人工乳よりも母乳の方がいいということが言われていることもあるわけでございます。
○参考人(堀喬君) 肉骨粉の件でございますが、先ほどちょっとお話がありましたように、今回の三頭の発生した牛に共通の人工乳が使われていたというお話がございましたけれども、正しくこれは全農の子会社の科学飼料研究所という会社が作ったものでございます。 この問題については、一つは血漿たんぱく、これが使われておるということでございますし、それからもう一つは、粉末油脂が使われる。
これによりますと、これは居住関係、食事状況、地域別等いろいろな要素について調査を行っておりますけれども、先生御指摘の母乳と人工栄養との関係について申し上げますと、生後十二カ月の乳児の場合におきまして、母乳で育った者と人工栄養で育った乳児を比べますと、アトピー性皮膚炎の割合が、母乳の場合が八・〇%、人工乳の場合が五・八%ということで、母乳の方が高い結果になっております。
それはそれで結構なことであるわけですけれども、また母乳に対する物すごい不安感をお母さん方が持たれて、母乳を子供に与えていいのかどうかとか人工乳の方がいいのかというようなことで、これもまた大変な社会不安をもたらしていることになるんですが、母乳の持っているほかのいろいろなメリットを考えるならば、やはり母乳中のダイオキシンの問題だけではない、子供の成長にとって必要なさまざまな機能を生かすためにも母乳を続けてもいいんだというようなことが
ちなみに、アトピー性疾患実態調査によれば、厚生省の調査では、十二カ月児でアトピー性皮膚炎のある者が、母乳では八・〇、人工乳では五・八ということでありますが、今これに対する両論があるということを申し上げました。
母乳の中にはないんだ、人工乳と比べて、大丈夫だという学者もありますし、その反対の説もあります。 そんなようなこともございますから、よく検討をして統一的な見解を出した上で、なるべく早くそういう方向で処理したいと思います。
その中で、うつ伏せ寝、人工乳保育、それから保護者などの習慣性喫煙がSIDS、これは略語でありまして、乳幼児突然死症候群の誘発因子となるというような判断がされたわけであります。
ただ、母乳に含まれているダイオキシンの問題がある、あるいは、母乳だけでなくて人工乳であるとかあるいは哺乳瓶自体であるとか、そういったものでダイオキシンのみならず環境ホルモン的なものが経口的に乳幼児に入るんじゃないか、あるいは、血液を通して、一番問題なのは妊娠初期の母胎を通じて胎児に影響するものがあるんじゃないかというふうなことを一連の前の委員が質問されてきたわけです。
それで、次に母乳保育に対する厚生省の立場、その見解を示していただきたいんですけれども、いわゆる母乳保育については、厚生省も自治体もあるいはWHOも母乳を優先すべきだ、人工乳より母乳である、優先的に使うべきだというふうに聞いております。
○加藤修一君 要するに、人工乳よりは母乳を飲ませる方がいいという、そういう立場をとっているわけですけれども、その推進理由になっている根拠というのは一体何ですか。要するに、疫学的な調査をやっていますか、問題ないという。
そこでは、まずWHOにおきましては、母乳にはダイオキシン類が含まれているが、人工乳より依然として有利な点があることから、乳幼児の健康と発育を考慮すると母乳栄養を奨励し推進すべきであるとしておりまして、オランダも同様な評価を行っておると、こうしております。
平均値より高濃度のお母さんには、「高濃度の方は母乳と人工乳を半々にしたほうが、乳児の健康上よりよいと考えられます。また、断乳の時期もなるべく早い方がいいでしょう。」こういうアドバイスがされています。テレビでもこういうことが報道されているわけですね。
それからそのほか、豚用の人工乳の開発でございますとかあるいは急性伝染病の撲滅でございますとか、そういったことでわが国の今日の高能率な畜産経営の確立に大変寄与してきておると考えております。 それからもう一つ野菜を取り上げてみますと、野菜におきましては各作期に適応した品種の育成ということが非常に大きな問題になっております。
これを人工乳で経費的に安く上げるということで人工乳をつくる。その中にいまお話しの脱粉が入るわけでございます。 そこで、問題は、乳を飲ますことが悪いのではなくて、ということはいい子豚をつくらなければなりませんから、それが悪いのではなくて、子豚用それから肥育用という段階別のえさがございます。
時間がありませんので、もう一言塩本さんにお伺いしたいのですけれども、塩本さんは二回のお産をしていらっしゃるというふうなお話しを伺ったのですけれども、そのときには赤ちゃんは母乳だったのでしょうか、それとも人工乳だったのでしょうか。
人工乳です。
いま塩本さんは、お二人とも人工乳で育てられたというふうにおっしゃったのですけれども、最近、人工乳の宣伝が行き過ぎたせいか、ほとんど母乳でなくなったということで、厚生省あたりが母乳タンクをつくるというふうに言っておりますけれども、やはり分娩費に非常に多額のお金がかかり、産前産後の休暇が非常に短いということで、結局働けば母乳が出なくなる、非常に敏感ですから、十分な休養をとらなければ母乳は出なくなる、そういう
私ども昨年来、母乳が人工乳にまさることが非常に大きいものであるということを大いにPRすると同時に、研究班等を組織いたしまして、母乳の、何と申しますか、より詳細なデータを把握するように努めておるわけでございます。
保育手当というのは先ほどの逆論ですがね、母乳である人と人工乳である人と、これは差別が出てくるわけです。これはおかしいわけです。
最近、お母さんは母乳でなくして人工乳――粉ミルクに頼る率が非常に戦後高くなってきたことは御案内のとおりです。粉ミルクは、明治は、「ソフトカードFMIU明治コナミルク」一かん千三百五十グラム入りが薬局で聞きましたら千百円だそうです。昨年の九月値上がりして九百六十円が千百円になった。雪印は、「雪印ネオミルクP7a」、これは一かん千二百グラム入りで千円です。昨年の八月八百八十円が値上がっております。