1960-04-05 第34回国会 参議院 内閣委員会 第16号
従って、その年々の事業量の変動に伴いまして、どうしてもその間、常勤的非常勤職員あるいは人夫給で雇うべき職員の変動があるというのはやむを得ないわけであります。そこで、本来ならば、それが日々雇用の形態をとるわけでありまするから、それに応じて賃金が支払われるということになるわけでありますけれども、現実にはこの常勤的な職員の常勤化する傾向が出てくる。
従って、その年々の事業量の変動に伴いまして、どうしてもその間、常勤的非常勤職員あるいは人夫給で雇うべき職員の変動があるというのはやむを得ないわけであります。そこで、本来ならば、それが日々雇用の形態をとるわけでありまするから、それに応じて賃金が支払われるということになるわけでありますけれども、現実にはこの常勤的な職員の常勤化する傾向が出てくる。
○政府委員(斎藤誠君) 御指摘の通り、農林省には常勤職員つまり定員外の常勤職員あるいは常勤的非常勤の職員の人夫給でまかなっている者が非常に多いわけであります。約一万五千名もいるわけであります。しかし、この前の段階におきましてすでに一万三千名程度の者が実は定員化されてきたことは横川委員御承知の通りであります。
それから次に申し上げたいのは、この予算書をずっと見まして、各局を通じて言えることなんですが、人夫給の単価が、これはまあ各局によってまちまち、生産振興費、畜産振興費ですかの一日単価百九十一円を最低にして、真珠研究所の三百六十円を最高として、大体二百円前後の単価で、これを組まれているのですが、このことが、私は農林省の試験場にいたしましても、種畜牧場にしても、各出先機関で非常に問題をかもしている。
ほとんど人夫給の単価というものが出てない。農林省のやつを調べますというと、私ここにノートでずっと単価全部調べたのですが、調べたところによるというと、百十九円が最低で最高が三百六十円。三百六十円というのはたった一つで、三百円以上というのはこの三百六十円たった一つあるだけです。あとは全部二百五十円以下、二百円、二百六円、二百十一円、まあそんなものなんですね。
○政府委員(丹羽雅次郎君) 御指摘の通り予算に積算されております人夫給の単価につきましては、二百円弱のものから三百五十円強のものまでいろいろございます。で、考え方といたしましては、雇います人夫の仕事の単純度から複雑度に応じまして高い単価を認められる場合と、それから非常に簡単な労務提供という意味で、非常に安く計上されておる場合とございます。
あるいは常勤的な非常勤は人夫給から賃金が出ているというようなものも、大体人事院規則によって給与というものが算定されている。すなわち予算の方では、同じ出る分については、大した変りがない。それは恩給とか何とかいう点について、わずかのふくらみはあると思いますけれども、そういう面から来るものというものは、私は非常に少いのじゃないか。少くなっているのじゃないか。
その場合に、これがひどいのになりますというと、人夫給で支払われている者が、何ら責任のない者が、そういう膨大な金を持っている。あるいは農産物の検査、あるいは国有財産の取引をやっている、こういう人、これもまた責任のない人である。こういうのが実態なわけであります。
○説明員(丹羽雅次郎君) 予算上人夫給は約百億でございます。そこで一割の改訂を仮りに行いますといたしますと十億という問題になるわけでありまを。十億程度の問題が事業費の中で、それだけ弾力性はないか、こういう御質問だと思いますが、その点に関しましては、私どもとしてはない、これが十億が時期が縮まればだんだん減つて参りますわけでございます。
○宮本邦彦君 だからそれはよそは、法律上はともかく、現実はよそでは数日ぐらい使つておる人夫は人夫給で使つておるのに、特に林野庁だけはそういう扱いをしておるということは、どういうわけかということを聞いておるのです。
○説明員(丹羽雅次郎君) 林野庁におきましても、先ほど申しました通り、定員及び常勤労務者以外は人夫給でございます。従つて日額の、日当と言いますか、日給を支給いたしております。それは人夫賃でございまして、賃金の出し方は御指摘の通り人夫給であり、日額でございまして、その点は同じでございます。
結局におきまして、私どもこの職種を一本で測ることは無理と考えまして、定員内職員並びに定員内ではございませんが、常勤の労務者というものを先ず一体に考えまして、その他のいわゆる予算上人夫給から支払われるグループは別扱いにするという現行の行き方を踏興せざるを少くとも当面としては得ない。
この調停案の主文には、こういうことが表示されてあるわけです、主文といたしまして、 一、昭和二十八年度における職員(予算定員内の職員にして公労法の適用を受ける者)の職員基本給(職員俸給、扶養手当、勤務地手当)は平均月額二二、三五〇円とすること 職員基本給の内容については両当事者間で協議決定すること 二、常勤労務者の給与は、職員に準じて処理すること 三、常用出来高、期間及び日雇労務者の給与は、人夫給予算
事実関東地建におきましても一万人の定員に対して人夫給と申しますか、いわゆる定員外の人がやはり一万人ぐらい支払われている。そういうふうな人がないとこの処理はできない。こういう複雑な状態になつています。それで若しも私の調べた事務所の人がごまかしでも言われるようならば、どにまでも突込んで行こうと思いました。然るにこれに反して縷々どうしてもざまかさねばならない。