2019-11-05 第200回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
先ほど来先生方からいろいろと御質問があるように、本川と支川の水位が高い時間が重なってという、そして支川、洪水が流れにくくなる、降水が流れにくくなるという、これが、バックウオーター現象が原因となって中小河川の氾濫を発生させると、甚大な人命被害等が発生につながってきたという、今回がそのような現象であったと聞いておりますが。
先ほど来先生方からいろいろと御質問があるように、本川と支川の水位が高い時間が重なってという、そして支川、洪水が流れにくくなる、降水が流れにくくなるという、これが、バックウオーター現象が原因となって中小河川の氾濫を発生させると、甚大な人命被害等が発生につながってきたという、今回がそのような現象であったと聞いておりますが。
今回の防災・減災、国土強靱化のための三カ年緊急対策におきましては、特に多数の人命被害等が生じるおそれのある区間の堤防についての対策を優先的に進めることとしておりまして、この緊急対策を講じた後も引き続き強力に推進することが重要と考えております。
しかし、こういった総合的な水災害、土砂災害、全部合わせまして減少の傾向にございますけれども、その災害の例えば人命被害等で申し上げますと、この全部を集計した中におきます土砂災害といったものの比率が高くなってきているといったような感じがございます。もちろん数値そのものは減ってきておりますが、全部のほかの災害と対比しますと比率がふえてきているという感じがするわけでございます。
そこで、問題は、ただいまお話がございましたように、過去長期にわたって自然災害によって失われたとうとい人命被害等を見ますと、佐藤さんおっしゃるように、まさしく自然災害について平均干名くらい、それに火災を合わせますと約二千名、そういうふうな概数にはなっておりますが、問題は自然災害の場合、非常に年度間のフレが大きうございまして、室戸台風であるとか伊勢湾台風、狩野川台風というふうなああいう大型台風のあった年