2014-05-22 第186回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
これから人口が減っていくという時代になる中で、医療機関をそういう非常にまばらな人口配置の中に全て配置をしていく、こういうことは非常に難しいことになってまいりますから、数少ない医療機関にアクセスを向上させていろいろなところから使っていただくと、こういう効果を期待しなければなりません。 これが、本格的に到来をしております人口減少・高齢社会におきますネットワークの活用ということだろうと思います。
これから人口が減っていくという時代になる中で、医療機関をそういう非常にまばらな人口配置の中に全て配置をしていく、こういうことは非常に難しいことになってまいりますから、数少ない医療機関にアクセスを向上させていろいろなところから使っていただくと、こういう効果を期待しなければなりません。 これが、本格的に到来をしております人口減少・高齢社会におきますネットワークの活用ということだろうと思います。
○参考人(白石真澄君) 私は人口学の専門ではございませんので余り詳しいお答えはできないと思いますけれども、人口のその規模というよりも、これから国土全体にとって人口配置の方が問題になってくるんではないかと思います。 現在、四六%の国土のところにわずか六%の人口しかいません。当然、その人口の適正規模、今食料の自給率や都市の過密などを考えますと、今のままではいいとは限りません。
なぜかといいますと、江戸時代の人口配置を考えてみていただくとすぐおわかりいただけるんですが、三千万人の静止人口のときに大江戸八百八町は百万人で、三十分の一しか住んでいなかったんです。それを今、一億二千七百万人のうち十分の一が東京に住み、さらに千葉都民、埼玉都民、神奈川都民だとか、そういうものを入れると、四分の一ぐらい住んでいるんです。それから、太平洋ベルト地帯にみんな住んでいる。
私も、今ほどの説明のように、現状の人口配置の中での経済効率云々でいろいろな面の試算をすると、へんぴなところには新幹線が通らないわけですけれども、ただしかし、新幹線が通った暁には、先ほどおっしゃったように人口の移動があるとか、それによって民間の経済が活力を持ってくるということも含めて、我が国の本当の国土の均衡ある発展という観点からすれば、こういう基幹的な交通網というのは、できるだけ計画どおり早期にやるべきだというのが
こういう地域の再編成みたいなもの、適切な人口配置というのを大きな政策の中で考えていくことが住宅政策のもとではないか。家と庭と書いて家庭ですし、人があるじと書いて住まいですから、そういう意味で心の問題にどう配慮していくかということを政策の基本にするのが私は住宅問題に関する政治じゃないか、こう思っております。
ああいう平たんな国で高速道路で網の目につながれて、ドイツというのはどこに住んでいても何か都市に近いという印象があるわけでございますが、ああいう国土づくりを私は首都機能移転とかそんなものとかみ合わせながら実現をしていくことが、この狭い国土ではございますが、適当な人口配置を、いわゆる地方分散型の都市形成というものがこれからの二十一世紀の課題ではないか、そんなふうに思っております。
実は農村計画の理論が別に当然ございまして、どのような人口配置が適切であるかの研究も進んでおるところでございます。
そして、あわせてどういう都市をそれじゃ考えていくのかということになりますと、先ほどからもお話がございますように、ある程度潜在能力といいますか、可能性といいますか、そういうものがあるところを戦術的というか戦略的に対象にしてそういう都市を育てていくことが、東京への一極集中の是正と、あわせて県内のバランスある人口配置といいますか都市配置といいますか、そういうことができてきて、さらにそれの効果がその周辺、さらに
たまたまそういうことを今申し上げましたのは、東京都で申し上げますと、多摩市と稲城市、これは二十二区と二十三区にそれぞれ入っておりますが、多摩市と稲城市は東京都の都議会選挙でいえば同じ選挙区となっておりますけれども、人口の基準から申しましてどうしても同じ選挙区とすることができないような人口配置上の問題がございましたので、このようなことに相なっておるわけでございます。
しかし、もちろん過密よりは豊かなバランスのとれた都市がいいに決まっておりますし、過疎よりもやはりちょうどいい農村地帯の人口配置がいいことは当然でありますけれども、それらを維持するためには、なかなかマーケットシステムの流れとは逆な方向で政策誘導しなければならないわけですから、大変な事業だな。
国土庁にお伺いするのでございますけれども、国土庁長官は所信の表明などで冒頭に、「二十一世紀を見通した長期的展望のもとに、国土の均衡ある発展を図り、住みよい国づくり地域づくりを推進していくことが、国土行政に課せられた基本的な課題」である、こういうことを申されたわけでありますけれども、私は当然のことながら四全総の中で国土の利用計画と定住構想を組み入れられていくと思いますけれども、今日のいわゆるGNPや人口配置
○政府委員(星野進保君) ただいま四全総の策定作業中でございまして、最終的な結論はまだ出すに至っていないことは残念でございますが、基本的な考え方といたしましては、先生も御指摘のように、でき得れば、国土のいろんな資源があるわけでございますので、そういう国土資源と人口とがうまくマッチするような形での人口配置というのが一番望ましいわけでありまして、そのことによりまして、第一次全国総合開発計画以来の大命題でございます
委員 次に、審議の基礎的な条件あるいは基礎的な各地域の状況、これを第一に考慮するということは当然でありますけれども、同時にまたそうなりますと、現状追認といいますか、事実が先に出てその事実を後から追認していくという形の交通政策に既にならざるを得ないということでありますが、そういうこともやむを得ないし、事実が進んだ場合に、それを放置するわけにはいきませんけれども、同時にまた交通政策によって首都圏内の人口配置
さて、我が国の国土面積、人口配置、産業規模等からいって高速交通ネットワークを形成するにはこの七千六百キロでは十分でないと考えますが、第三次全国総合開発計画におきましては、全国的な幹線交通体系の長期構想といたしまして、既定の国土開発幹線自動車道を含めおおむね一万キロメートル余で形成される高規格の幹線道路網が昭和五十二年十一月に提唱されたわけでございます。
だから、そういうことをいろいろ考えて、おっしゃったように、これから国土の適正なる人口配置と発展、いままでは部会に出なければだめだという考え方、こういう考え方から日本民族も逐次落ちついてきたということになるでしょうから、油の値下がりを引き金として日本列島経済がぐぐっと動き出したというものをどうしてもつくり上げよう、そういう決意でございます。
私は、具体的にもっと、ただ水が足りないからダムをつくって、何年までに幾つダムをつくればいいのだということではなくて、人口配置を少しずつ誘導していく政策というものがなければならぬと思うので、ちょっと申し上げたいのです。
所信表明の中で、総論としての説明で、国土計画の推進に当たって、三全総のフォローアップ作業の成果を継承しながら云々と言って、「二十一世紀に至る人と国土に関する長期の展望を明らかにする」とありますが、人と国土のバランスという観点から、自然の許容量にかなった人口配置を目指して、総合開発という国家戦略を国土庁としては最も重要な柱としてやるべきだと私は思うのです。
○桜井委員 私は説明へただから、長官によく御理解いただけないで、聞かないところまでむずかしい答弁をしていただいて恐縮だったのですが、私が言いたいのは、要するに、自然の容量と言おうか、水なら水の水系別のキャパシティー、それに合った人口配置ということを国土計画の基本にすべきだ。
これもいろいろな理由のつけ方がありまして、そうは言ってもいまの人口配置がおかしいのだ、定住圏構想もあり、これからはわからぬという御議論もあるいはあろうかと思うのです。そこで三全総を見てみますと、三全総の基礎数字では各地方ともやっぱり同じように伸びているのです。そこで、二〇〇〇年の人口配置がどうだろうか。国土庁の資料をもとにしながら試算をしますと、結果というのはほとんど現在の姿に近い。
この京阪神大都市周辺で大体どれくらいの人口配置が適当だと見ておるわけですか。
それで、私は、確かに電子計算機か何かをはじけば、その数字は簡単に出ると思うのですが、しかし実際に七十五年にそういう人口配置になるのか。好ましいことですが、なかなかならぬではないか、これは私が思うわけです。そうしますと人間が移動するのと水を移動させるのと一体どっちがたやすいですか。と言うのは、人間には意思があるのです。水には意思はないわけです。
だから、先ほど局長の話では、合併した場合大変行政水準が上がる、いろいろなことが上がるとおっしゃるけれども、実際は適当な人口配置がなくてはできないのは御承知のとおりです。
○片山甚市君 需給調整などのセンターとして直配といわゆる委託の関係で全国はどのようなネットワークと具体的な配置をしておるかについて説明を願いたい、人口配置。