2006-03-29 第164回国会 参議院 本会議 第11号
平成十七年国勢調査の人口速報値では、我が国の人口が初めて減少に転じたことが明らかになりました。しかも、政府の予想より二年も早く人口減少社会を迎えることになったのです。超少子高齢の人口減少社会、これが近未来の日本の代名詞になろうとしています。将来的な労働力減少、経済成長の鈍化、社会保障負担の増大等は、我が国の国力の著しい低下を招くことは必至です。
平成十七年国勢調査の人口速報値では、我が国の人口が初めて減少に転じたことが明らかになりました。しかも、政府の予想より二年も早く人口減少社会を迎えることになったのです。超少子高齢の人口減少社会、これが近未来の日本の代名詞になろうとしています。将来的な労働力減少、経済成長の鈍化、社会保障負担の増大等は、我が国の国力の著しい低下を招くことは必至です。
したがいまして、その根拠として最終的に確定していない、誤差の生ずるおそれのある概数人口、速報値によることが適当であるかどうかということもございます。
○酒井説明員 要計表による人口速報値の公表までに、最後に要計表を受理しました後、その内容等全国並べまして審査いたし、要計表の合算、結果表の審査、分析を行って、その後公表資料の作成を行うところでございますので、十二月下旬の線を動かすことは不可能でございます。
したがいまして、今おっしゃったような調査事項とそれから今回の人口速報値、こういうようなものとの関連は直接にはない、こういうふうにお考えいただいて結構だと思います。