2017-02-08 第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
一八〇〇年、マルサスの「人口論」が出る少し後、この頃になりますと九億人。それで、マルサスは何を言ったかというと、幾何級数的に人口が増える、算術級数的には増えない、例えば食料とかいろんなものは二〇%、三〇%アップで来るでしょうけど人口は違うんだと言いました。そして、一九〇〇年になりましたら十六億人になった。なるほど、マルサスの言うとおりかと。
一八〇〇年、マルサスの「人口論」が出る少し後、この頃になりますと九億人。それで、マルサスは何を言ったかというと、幾何級数的に人口が増える、算術級数的には増えない、例えば食料とかいろんなものは二〇%、三〇%アップで来るでしょうけど人口は違うんだと言いました。そして、一九〇〇年になりましたら十六億人になった。なるほど、マルサスの言うとおりかと。
○国務大臣(茂木敏充君) 経済学は時代を経て様々な学説が主流になるわけでありますが、市場の在り方、アダム・スミスが見えざる手といった形で市場の機能に着目をいたしまして、その後マルサスの人口論であったり、また、シュンペーターがイノベーション、そして、一九八〇年代からシカゴ学派を中心にしてマネタリストと、こういうのがアメリカにおいては主流になる。
○最高裁判所長官代理者(安浪亮介君) 前提といたしまして、法曹人口論をどのように考え、毎年の司法修習生の数をどうするか、それから司法修習期間をどうするかというのは立法政策にわたる事項でございまして、最高裁判所の方でこれにお答えする立場にはないんだろうと思います。
ところで、私はもちろん人口論を基本にしていますので、その点は藤巻先生とは全然言っているベースが違っているわけですし、かつ地域経済から入っていますので、全国と地域は違わないという前提でしゃべっていますが、それはちょっとおいておきまして、全く私は、おっしゃっているその財政危機に対しては同じ意見です。そして、聞かれていることについてお答えします。
十九世紀から二十世紀にかけて、いっとき人口論みたいなものが出てきたことがあって、もう全く足りなくなるぞというようなことが一度あって、その後、農薬等、グリーンレボリューションということがあって、そういうことが実際にはなかったということですが、また今度は別の形でこういう問題が出てきて、あのときは全体の需要と供給のバランスが崩れるという話でありましたが、今はもう、まさに委員がおっしゃるように、供給過剰の国
実は、十九世紀の終わりごろにも同じような議論があって、マルサスが人口論というのを述べておったというのが歴史の教えるところでありますが、あのときは、その後まさに単収が伸びるということが出て、面積はそう伸びないけれども人口が増加するのを、単収の伸びとか農薬の開発もございました、これで支えていった。
二つ理由があるのかなというふうに思いまして、一つは、マルサスの人口論にも書かれているように、人口が増えれば一人当たりの所得というのは同じパイであれば減るんだよという、そこの部分があると思います。ですから、やはり人口が急激に増えたというところでその割には経済成長が伴っていないというところ、それで所得が減っている。
○柳澤国務大臣 理想の人口論というようなことは我々は考えられない、このように思います。 そうではなくて、ちなみに申しますと、例えば、現在、我々が人口問題研究所等を通じて、若い人たちの、結婚あるいは出産に対する意向調査というものを世論調査の形で調べたわけでございますが、ここに表明された希望がそれぞれどの程度かなったら日本の国の状況はどうなるだろうかということを調べているわけでございます。
もう一つ聞きたいんですけれども、少子化ということで特殊出生率が減少している、これが問題だということはよくわかるわけですが、正直、例えば、では、日本の総人口として、大臣がお考えになられる、年金の問題とかいろいろな問題をお考えになられる上で一番根本になると思うんですけれども、総人口、理想の人口論というものは今お持ちでいらっしゃるのか。例えば、一億五千万人がいいのか、一億三千万人がいいのか。
これはもう何百年も前から、ある意味では学者間、あるいは各国間で議論があって、イギリスの経済発展、重商主義の時代に、マルサスの人口論とリカードの比較優位説がどっちが正しいんだという大議論が一八〇〇年代の初頭にあったわけでありますけれども、結果から見ると、マルサスの人口論、つまり、人口が幾何級数的にふえていくことに対して工業製品は算術級数的にしかふえていかないから、食料不足というものを常に念頭に置かなければならないということが
彼は、マルサス、十九世紀初めにいた「人口論」の著者ですが、マルサスについて、マルサスの場合は人口が増え過ぎて貧困が広がるということを「人口論」で主張しておりますけれども、ケインズは人口が減っても今度は逆に需要が落ちるので失業が増えると、こういう言い方をしております。
これらの調査活動の中では、憲法学、政治学を初めとする社会諸科学はもとより、人口論、ゲノム、ITなどの自然科学の視点からの調査を行うとともに、本日のように委員間の活発な自由討議を行ってまいりました。
みんな人口は減少していくんだから大丈夫だというのは理屈にならないんですけれども、我々が昔高校で習ったマルサスの人口論というのは、人口が増えると大変だと、人口が増えても食料を生産することができないので大変なことになってしまうと、人類を飢餓が襲って大変悲惨なことになってしまう、そういうのがマルサスの人口論だったわけです。
昔、イギリスでマルサスとリカードの論争というのがあって、比較優位説と人口論という大論争があったわけでございます。ヨーロッパはずっと何百年にもわたってヨーロッパの各国内での戦争あるいはペスト等の疫病があって、この食糧問題というものが長い間非常に大きな問題であったというふうに学んだことがございます。
これらの調査活動の中では、憲法学、政治学を初めとする社会諸科学はもとより、人口論、ゲノム、ITなど自然科諸学分野の有識者をも参考人として招致し、意見の聴取を行いました。また、質疑を行うとともに、委員間での活発な自由討議も行ってまいりました。
これらの調査活動の中では、憲法学、政治学を初めとする社会諸科学はもとより、人口論、ゲノム、ITなどの自然科学分野の有識者をも参考人として招致し、意見聴取、質疑応答を行うとともに、委員間での活発な自由討議も行っております。
人口論。 しかし、日本の場合は、衆議院の場合は人口基準です。参議院の場合がこれまた非常にあいまいだと。地域性もあるし、なおかつ人口も加味しているというようなこうはっきりとした基準でない。そこで、参議院の人口の一票の格差の問題と衆議院の一票の格差の問題とは若干違ってくると思っております。 衆議院の場合においては、私は、人口基準ですから、少なくとも二倍以内におさめるべきだと思っております。
私も大学で人口論、人口経済論を講義しているんですけれども、授業の初めに聞くと、学生のほとんどが自分は何とかなると思っているようであります。ところが、授業を聞いてみて、一年間聞いてみて、皆さん深刻に、学生が深刻になりまして、やはり選択なき社会ということがよくわかっていない、何とかなると思っている人が随分いるんじゃないか、国民の間で。
今、高齢化社会が来ると何人で何人を支える社会という議論が主に出ておりますけれども、これはいわゆる人口論といいますか、数だけの議論なんです。 私が申し上げたいのは、このパネル40を見ていくとわかるように、ピンクの方の線なんですけれども、これは毎日新聞社の人口問題調査会がずっと行ってきたデータでありますけれども、同じ質問でやっています。
先ほども鹿野先生が言われましたマルサスの人口論、人口は幾何学的にどんどんふえていく、食料は算術的にしかふえない、したがって世界の人口というのは大変な問題を抱えている。そしてまた、最近においては地球の限界、成長の限界、あるいは環境問題、地球温暖化等々、いろいろな問題も出ておりますが、マルサスの言わんとしたところは基本的には正しい。
例えば、国立大学で人口論、人口学の講座がほとんど設けられていない。ですから、私は今人口論を専門にしておりますので、私のもとに東大とか筑波の大学院生が二年、三年とずっと、こんなことをこんなところで言うのもあれですが、やってくるというような状況であります。つまり、国立大学ではそうした教育が行われていないからであります。 こういう問題についても十分認識を高める必要がある。
○国務大臣(与謝野馨君) 先生御指摘になられましたように、この地球上で何人人間が生活できるかというのは、昔はマルサスの人口論で多分農業生産がその上限を決めるだろうと言われてまいりましたけれども、ここ二十年ぐらい人類が環境問題に大変関心を持ち、また日本ではそれぞれいろいろな対応をしてまいりましたが、環境と人口、環境と資源とか、いろいろな観点から物を考えていかなければならない時代になってきておると思います