2002-06-07 第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
もう一つは、著作権というのは財産権であるという考え方でいきますと、その人一身にしかない専属権なのか。ほかの人にはいかない、その人の死後、その人にだけしか伴わない専属権である。そうしますと、私は、人格権というのは発生するのかな、相続権というのは起こってこないんじゃないか。
もう一つは、著作権というのは財産権であるという考え方でいきますと、その人一身にしかない専属権なのか。ほかの人にはいかない、その人の死後、その人にだけしか伴わない専属権である。そうしますと、私は、人格権というのは発生するのかな、相続権というのは起こってこないんじゃないか。
そういうものとして典型的なものは、国務大臣の任免あるいは総辞職の問題あるいは衆議院の解散の問題、こういうものが内閣総理大臣の内閣の構成にかかわる問題でございまして、これはいかなる場合においても内閣総理大臣その人一身に専属している権限であるというふうに解されます。
いままで戦争で破れて悲願を抱いて平和を求めた人、一身の屈辱を顧みず、国民とともに平和を誓い上げた天皇などというのをお粗末にすることもはなはだしい。追い込んじゃいますよ、近衛さんみたいに追い込まれたらどうするんです、表徴も何もあったものじゃないじゃないですか。民族統一の表徴としての限界は――政治責任を持てない者は表徴です。山本玄峰老師がアメリカの軍部の知性人に教えたのはこの一語です。