1951-12-14 第13回国会 衆議院 建設委員会 第1号 福岡県におきましては、県東部の築上、京都両部方面に被害は集中しておりします。本地方においては最大風速三十メートル、四時間雨量百二十ミリに達しましたため今回、秡川、城井川、岩丸川、佐井川等一斉に氾濫し、往年のデラ台風に匹敵する被害を惹起したのであります。折からの高潮と合致しまして、曽根海岸、行橋海岸等も随所に破堤、決壊を生じました。災害復旧費総額約四十億円中、土木関係は約十九億円であります。 内藤隆