1949-04-11 第5回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
第二、門司、古江間直通列車運轉開始の請願、前田郁君紹介、文書表第七二号でありますが、本請願の要旨は、鹿兒島縣大隅、熊毛地方は、豊富な資源を有し、日本再建に大いに寄與しているが、該地方より北九州、阪神、京濱方面への交通は、鹿兒島湾内汽船連絡により鹿兒島市経由の道をとるか、志布志、都城経由吉都線または日豊線によるのほかなく、前者は鹿兒島湾内連絡が天候及び小型船舶の條件に制約されて貨客の不便多く、その上輸送量
第二、門司、古江間直通列車運轉開始の請願、前田郁君紹介、文書表第七二号でありますが、本請願の要旨は、鹿兒島縣大隅、熊毛地方は、豊富な資源を有し、日本再建に大いに寄與しているが、該地方より北九州、阪神、京濱方面への交通は、鹿兒島湾内汽船連絡により鹿兒島市経由の道をとるか、志布志、都城経由吉都線または日豊線によるのほかなく、前者は鹿兒島湾内連絡が天候及び小型船舶の條件に制約されて貨客の不便多く、その上輸送量
次に横須賀市沼間に停車場設置の請願でございますが、この沼間は終戰後海軍工廠の工員宿舎を利用して戰災者、引揚者等が住んでおられ、その數も三千餘人に達しておりまして、かつほとんど京濱方面への通勤者である關係上、鐵道利用者が相當多いように承つておるのであります。
○政府委員(加賀山之雄君) 實は現在北海道と京濱方面との連絡が杜絶いたしますと、本來でございますれば、青函區間を就航しております船は全部遊ぶことになるわけなんでございますが、私共といたしましては、船の就航するに要する時間、これを考えますのと、それから東北本線、常磐線の開通を見極めてやりたい、かように考えまして、只今申上げましたように、東北本線の開通が一ノ關附近におきまして二十一日か二十二日ということに