1986-04-16 第104回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
○辻(一)委員 今お触れになりましたけれども、農水省の手持ちの稲の原種は、長い間の交配等等の関係で近親種の傾向がかなり出ておると思うのです。そこでインディカとかアフリカ種の野生種の遺伝子を入れるということが大事なんですが、これは自然交配が非常に困難である。そうなりますと、ハイテクの最高の手法を使って、細胞融合や遺伝子の組みかえ、これをやらなければできないと思うのです。
○辻(一)委員 今お触れになりましたけれども、農水省の手持ちの稲の原種は、長い間の交配等等の関係で近親種の傾向がかなり出ておると思うのです。そこでインディカとかアフリカ種の野生種の遺伝子を入れるということが大事なんですが、これは自然交配が非常に困難である。そうなりますと、ハイテクの最高の手法を使って、細胞融合や遺伝子の組みかえ、これをやらなければできないと思うのです。
町の研究所でつくり上げた花粉交配等による新しい改良品種の試み、それは約十万本を超えております。このように苦労をしましても、実際に実用化できたのはワイン原料としてF1が幾つかあるという程度で、特許や種苗法によるところの品種登録等に申請できるような成果は上げることができませんでした。
○若杉政府委員 問題は、通常の種商法というと語弊がありますけれども、俗に言えば品種交配等を中心にした品種の開発育成という問題は、当然のことながら特許法の対象にはいたす考えはないわけでございます。
この超多収品種の育成につきましては、すでに農事試験場等関係のところで新しい素材の探索あるいは外国品種と日本の多収性品種の交配等いろいろやっているわけでございますが、現在までのところ外国品種等にやや有望のものもございますけれども、脱粒性の問題ですとか耐冷性、耐病虫性その他いろいろ問題がございまして、まだ飼料用稲という形で農家の方々に栽培をお勧めをするという段階に至ってないわけでございます。
あわせて、頭数のいかんによりましては、現在先生御案内の一頭おります雄のヤマネコと交配等を考えた人工増殖も考えてやっていかなくてはいけないのじゃないか、こういうふうに存じておる次第でございます。
要するに、非常に優良な形質を持っておって、その形質を遺伝的にあるいは交配等によってF1なり新品種の系統として利用することにおいて意義ありというものは登録され得る資格があるということになってまいりますと、理論上は、そういう値打ちのあるものを数え上げてみろということになりますと、今後もポシビリティーとしてはかなり多くのものがあり得るというふうには思うわけでございます。
意味での評価というものが地位を確立してくると思うんでございますが、ただ残念ながら、私どもも新潟県の農業試験場やいろいろ醸造技術者と話し合っておりますが、いわゆる米の独特の品種、いわゆる醸造用米の独特の品種で独特の酒をつくると、その地方の独特の酒をつくるというような米の品種改良はいままでのところは全然行われておりません——全然行われておらないじゃなくて、特殊な新潟県の、たとえば農事試験所ではそういう交配等
育種場のほうは、フィールドと育種材料を利用しまして、育種の実用化、技術の確立、選抜、検定、交配等によって新品種の創出と、これら原苗の増殖及び配布を担当しております。
当牧場では牧草地の開発、牧畜経営の採算性及び英仏等の輸入種牛による交配等の調査研究がなされており、あわせて他府県からの研修生を受け入れ研修を行なっているとのことで、阿蘇高原周辺の牧草改良、畜産経営に大きな貢献をすることを期待した次第であります。 次に長崎、熊本両県にわたる日本道路公団の事業について意見聴取並びに現況視察をいたしました。
それから屠殺をする時期につきましては、御承知のように、アメリカびなでは、いわゆる一元交配または二元交配等の方法によるF1F2のひなをしておるわけでございますので、その原種は、生理的に何カ月かたてば育種の理倫上おのずから殺さざるを得ないということでございまして、これもやむを得ないと思っております。
昨年度発足しましてから、さしあたり取り上げました問題は、この七つの問題でございまするが、そのほかに、これと関連して準備的にやっておりまするのは、林業の関係としては、どうしても集約的な林業に移らないと、こういう狭い国土では困るというふうな関係からして、精鋭樹を選抜いたしまして、新品種の育種を交配等によってさらに進めてやっていくというふうな品種改良事業と、それからやはり優良なものをやりますと、どうしても
○政府委員(山根東明君) その点は実は無制限に牝牡を同時に放牧すれば、自然交配等によつて弊害が生ずることはお話のようにあるのでありますので、実はさせたくないつもりでおるのであけますが、家畜を飼うもの自身恐らく十分承知している問題でありまして、そういう弊害が生ずるようなことは、家畜使用者自身の側において十分これは慎むと言いますか、そういうことのないように当然する問題であろうかと思うのであります。
それで国家の事業といたしまして、農事試験場等において、地区的に優良品種を選出いたしまして、従来は純系分離或いは人工交配等をやつて来たのでありますが、今暫くその途が絶えておりますが、やはりこれも持続いたしておるのでありますが、各地区別に、農事試験場がその地区に適当なる品種を編み出しまして、選出いたしまして、これを各府県の試験場に試験的に栽培せしめ、そうしてこれを地方に普及する、こういう組織を採つておることを