1953-11-07 第17回国会 衆議院 水産委員会 第4号 長崎県は北海道に次ぐ水産県でありまして、その海岸線は対馬海峡から九州西方広く散在する無数の島嶼からなり、九州西方漁場の半分以上を制し、いわし、さば等の回遊魚の交遊場となり、また産卵場に適し、その上水深浅く二百メートルに達せず、広大なる東支那海という数多くの魚族の産卵成育、成長に最も適した海域に連なる非常に恵まれたる漁場を持つ県であります。 中村清