1972-08-10 第69回国会 衆議院 決算委員会 第2号
ですから、こういう事実を見てまいりますると、私はもう交通道義心の麻痺なんという問題どころの騒ぎじゃないと思うのですよ。
ですから、こういう事実を見てまいりますると、私はもう交通道義心の麻痺なんという問題どころの騒ぎじゃないと思うのですよ。
そこで、やはり公の立場に立って交通道義を守り、交通法を順守し、そして事故をなくするということにつながる努力をする責任があるという、そういう気持ちをハンドルを握る人に十分起こしてもらうことが大切じゃないか。そういうことで、あらゆる方面からそこに追い込んでいくといいますか、読もうという気になってもらうように努力することが必要である。かように考えております。
そうして一方都営のほうは、いわば交通道義を守った形の大体ダイヤと私は見ております。ところが東急のほうはそうでないから、先般ずいぶん文句言って、多少長くするということになっているのですが、依然としてどうもダイヤはそろってないように思います。これらはチェックすることはできないのですか、運輸省として。どうなんですか。
交通道義の高揚については、春、夏の安全運動だけでなく、いろいろ指導して参りたいと思いますが、特に先生の言われるように、交通警察官だけではとても手が回らないほど交通警察は大へんな負担になっておりますので、外勤警察官あるいは一般の警察官にも、できるだけ幅広く交通取締りなり交通指導という面について推進して参ることを私どもは努めて参りたいと考えております。
その優先通行権の無視というのは、実は最近は非常に私どもはよくなったと考えておるのでありますが、それにいたしましても先ほど申し上げましたような事故の件数を生じておるのでありまして、結局運転者の人々がいま少しく自分のことだけでなく、人も一諸に道路を歩いておるのだという交通道義と申しますか、こういう面を重んじていただいたならば、事故は非常に減るのじゃないか、かように考えておるのであります。
なお、今の根本問題は大臣がおられますからあとから聞くとしまして、せっかくでございますから事務的なことでお問いするのでありますが、最近において、対面交通であるとか、あるいはいわゆる一般歩行者の交通道義の問題等に対しましての警視庁の御指導が、ただいまお言葉をいただいたようでありますが、民間側の受ける印象は、どうも乱れてしまって、対面交通なんかはどこへいったやら、アメリカさんのおるときはやかましくて、歩道外
特に交通道義の問題でございますが、これにつきましては、私どもといたしましても現在理想的なレベルに達しておるとは決して考えておりません。対面交通にいたしましても、まだまだ全員がその線に沿って歩くというところまでいっておりません。しかしながらかような事柄は、なぜ対面交通がいいのか。対面交通をすることによって事故が減っておる。対面交通をすれば事故にあわないのだ。
これが一応荷主というものを獲得して、次の段階に申請をし許可になるというと、これによつて非常に交通道義と申しますか、いわゆる遵法精神の冒涜と申しますかというようなことから非常に業界が混乱し、いわゆる生存競争というものより、生存闘争というような建前から非常にお互いが無理をして事業をしておるという関係も伴い、これのしわ寄せがややもすると運転手のほうに廻ると、そこに無理があり、事故の原因を起すということも考
○説明員(深見吉之助君) 最近の交通道義の低下いたしておりますことは、誠に遺憾の極みでございますが、この原因を考えて見ますと、終戰後におきます一般道義の廢退、或いは交通事情又生活に關するあらゆる買出し等の問題、又子供達が大人の風を見習つて、そうしてその惡い風が自然に子供達の純眞な精神を蝕ばんでおるといつたようなこと等が擧げられて、今日の交通道徳の弛緩を來たしておるのではないかと考えます。