1973-09-13 第71回国会 参議院 運輸委員会 第30号
そのかわり毎年の建設費の分け方を、とにかくそういうものに重点的にしてほしい、総花式に、やれここが一キロだ、ここが十キロだということじゃ困るので、ぜひ重点的に将来の交通系路をなすものについては早くやる、そのかわりそのほかはもう当分やらないというふうな、はっきりした措置をとっていただかないと、毎年毎年ここで十キロ、あすこで五キロというふうな開業は非常に困るということを強く申し上げております。
そのかわり毎年の建設費の分け方を、とにかくそういうものに重点的にしてほしい、総花式に、やれここが一キロだ、ここが十キロだということじゃ困るので、ぜひ重点的に将来の交通系路をなすものについては早くやる、そのかわりそのほかはもう当分やらないというふうな、はっきりした措置をとっていただかないと、毎年毎年ここで十キロ、あすこで五キロというふうな開業は非常に困るということを強く申し上げております。
それからその線路自体が百キロ以内でもって、盲腸線と申しますか、行きどまり線であるか、いわゆる一つの交通系路をなしていない盲腸線的なものであるかどうか。それから旅客の輸送量がバス輸送にたえ得るかどうか。大体ラッシュでもって断面交通量が一日三千人以下ならばバスでやれるというような計算のもとに、大体断面交通量十五キロ以上の区間であって三千人以内であること。
それからその後の四国新幹線につきましては、私どもこれはまだ――この間の鉄道建設審議会の決議にもございましたが、これからいろいろ全国新幹線網をお練りになるようでございますけれども、私ども交通系路的に考えました場合に、四国でおしまいというのは、ちょっとおかしいと思うのです。
この建設審議会で、この予定線の中で、特に地方の産業を振興するために必要であるとか、あるいはまた国土開発の見地からどうしてもこれが必要であるとか、あるいはまた交通系路の形成の上から鉄道網を作ります上からぜひこれは必要であるとか、いろいろの観点から建設審議会において御考究になりまして、適切妥当なる答申なり建議なりをやってくるわけでございます。
○国務大臣(木暮武太夫君) 鉄道建設審議会におきましても、先ほど私がちょっと触れましたように交通系路の形成の上から、産業開発の上というような二点の上から、研究されて適切妥当なるものを計画しているわけでございまして、ことに御指摘のように、鉄道でなくてもいいようなもので国鉄に負担をかけないようにというお話がございましたが、この建設審議会のたびたびの建議の中で、鉄道でなければ済まぬものは別であるが、できるだけ
○滝山説明員 今、磯崎常務から説明申しましたが、根北線の一部開通をいたしまして、今後建設される予定のものは標津から斜里まででございますが、横断部分につきまして五十七キロ、この部分は今後原木、硫化鉱、その他水産物が出るということで、産業交通系路ということで取り上げられておるわけでございますけれども、将来の営業実績につきましては、最近道路もできましたので、輸送数量を再検討してやっていきたい、こういうことで
一方、現在のバス路線の態様を見ますと、交通系路の見地からいって必ずしも適切とは申せないのであります。しこうしてそのおもな原因の一つは、バス路線網の連絡、調整を行うに適した場がないことにあるのでありますから、バスターミナルが設置されますれば、まさしくこのような場を提供することになるのでありまして、バス路線網の形成も一そう促進されることになると申せましょう。
そうして東京駅につきましても何でも東京駅に乗降が固まらないような交通系路をお願いしたいということを大きな方針として考えております。
この意味で、わが国有鉄道は、国内全般にわたり、その鉄道交通網を拡充普及せしめ、完全な交通系路を完成するまでは、時のよろしきに従い、若干の緩急消長はあつても、新線建設の努力をたゆむことなく継続することをその本質的要請とするものであります。
長い間新線の建設を中止しておりまして、ことに終戰後はずつとほとんどいたしていなかつたのでございますが、そのために地方の経済開発あるいは交通系路を正す、こういう点からもこの新線の建設を御希望になる声が非常に強いのであります。
その上國営自動車の実施については前会にも申し上げたかと思いますが、なるべく鉄道線の先行または代行として交通系路をなす主要幹線を主として営業開始をやつておるのであります。その他の路線についてはできるだけ民間業者の育成をはかる方針で参つておりますが、戰後の情勢においてもその方針はかわりはございません。