1966-02-14 第51回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
○泊谷委員 唐突で恐縮ですが、大臣、池田総理大臣から交通基本問題調査会会長の島田孝一さんに諮問をしました交通基本問題調査会答申があるのです。この答申が出ましたのは三十九年三月二十七日なんです。もう二年たつわけです。
○泊谷委員 唐突で恐縮ですが、大臣、池田総理大臣から交通基本問題調査会会長の島田孝一さんに諮問をしました交通基本問題調査会答申があるのです。この答申が出ましたのは三十九年三月二十七日なんです。もう二年たつわけです。
これは明らかに大都市に集中的に行ないました投資の影響であって、財界の需要が常数的に強く作用している結果と思われるのでありますが、このことについては昨年三月二十七日、内閣の諮問にこたえて答申されました交通基本問題調査会答申でも、「政府の投資政策の方向いかんも、交通市場の組織に大きな影響を与えるであろう。」
貨物輸送量にこれを見ますと、東海道三・五倍に対して一・八倍にとどまっておって、地域の格差が拡大されておることが明らかになっておるのでありますが、このことについては、これまた交通基本問題調査会答申でも次のように指摘をしております。「国民が最も能率的な交通を享受できるように総合的合理的な交通政策を確立することは国の責任であることが強く認識されなければならない。」