2013-11-19 第185回国会 参議院 法務委員会 第6号
平成十九年の刑法改正に当たり参議院法務委員会は、附帯決議の中で、自動車が移動や輸送の日常的な手段となっていることを踏まえ、交通刑務所等の矯正施設における安全運転に資する処遇プログラムの更なる充実を図る等、再犯防止策の一層の充実強化に努めることを求めていますが、法改正後に充実させた点、再犯防止の観点で効果が認められた点についてまずお伺いしたいと思います。
平成十九年の刑法改正に当たり参議院法務委員会は、附帯決議の中で、自動車が移動や輸送の日常的な手段となっていることを踏まえ、交通刑務所等の矯正施設における安全運転に資する処遇プログラムの更なる充実を図る等、再犯防止策の一層の充実強化に努めることを求めていますが、法改正後に充実させた点、再犯防止の観点で効果が認められた点についてまずお伺いしたいと思います。
四 自動車が移動や輸送の日常的な手段となっていることを踏まえ、交通刑務所等の矯正施設における安全運転に資する処遇プログラムの更なる充実を図る等、再犯防止策の一層の充実強化に努めること。 五 交通事犯の被害者等に対しては、その事故発生時、捜査段階を含め、被害者等の心情に適切な配慮を行うとともに、必要な情報の提供や支援等が適切に受けられるよう、その保護策の一層の充実に努めること。
これは、昭和四十一年以降、三十五年ぶりのことであるわけですが、特に受刑者の収容が非常に増加しておりまして、全国には刑務所及び刑務支所が七十二ございますけれども、そのうち医療刑務所とか交通刑務所等を除きまして大体六十一庁において過剰収容ということになっております。また、被告人等のいわゆる未決の関係でも、都市部を中心にいたしまして、拘置所等も非常に過剰収容になっておるわけです。
これは諸外国で例はあるわけですけれども、そうすれば、その人たちがそういう事故を起こした場合にやはり補償の責任を負わされるということになれば——いま交通刑務所等に入っておる人たちでほんとうに不適格な人があるわけですね。
ですから、交通刑務所等もございます。その刑務所に服役するとか、あるいは事故を起こした人に関しても何かやって、そこからも科学的にメスを入れて、免許者に対するチェックを考えていくとか、いろいろなことを私はひとつやってもらいたい。そうでないと、いま数字だけ聞いておって、一万四千とか八十万とかいいますが、これは年々ふえるばかりで、減るということにならぬと思う。