2018-05-08 第196回国会 衆議院 本会議 第23号
その当時、自民党内にはTPP参加の即時撤回を求める会なるものが結成され、最終的に総勢二百人以上の自民党の議員の方々が所属、民主党政権においてTPP交渉参加をめぐる是非を議論している最中も、農林水産業の方々やあるいはその団体に対して、いかにもTPP交渉参加入りを断固反対するかのような姿勢をとり続けられました。
その当時、自民党内にはTPP参加の即時撤回を求める会なるものが結成され、最終的に総勢二百人以上の自民党の議員の方々が所属、民主党政権においてTPP交渉参加をめぐる是非を議論している最中も、農林水産業の方々やあるいはその団体に対して、いかにもTPP交渉参加入りを断固反対するかのような姿勢をとり続けられました。
だって、これは時間系列、たしか総理が交渉参加入りをして、後に決議を上げて、そして、この決議を後ろ盾にして交渉してきたという答弁を何度もしてきたじゃないですか。しかし、実際は除外や再協議というものは区分がありませんということであるならば、何を後ろ盾にして審議してきたんですか。ここは大事なところですよ。 もう一回聞きます。除外または再協議という区分がない、定義がないとわかったのはいつですか。
実は、きのうも話がありましたが、自民党は野党のときには、とにかく情報を出せ出せ、情報を出さない中での交渉参加入り表明は許されないと言ってまいりました。今の情報提供の度合いは、恐らく、自民党ないし公明党さん、与党の議員にとっても満足のいくものではないと思います。だからこそ、こういう与野党の超党派で国会決議もなされているんだと私は理解しております。
○小川勝也君 情報がない中、特に今大臣から御説明があった交渉参加入りのために安倍総理がオバマ大統領との間で交わしたあの文書がまだるこしくて分かりにくいので、多くの国民は、農業者は、懸念を強くしているんです。 もっと分かりやすく言ってくれればいいんです。
しかしながら、私はこの事前協議の間も、日本国内、特に第一次産業が中心の地方において、私、先ほど青森から帰ってきましたけれども、青森においても食料安全保障や自給率、そして地域経済といった観点からも、今の段階でやはりTPPへ参加すべきではないという強い声があるにもかかわらず、各国に交渉参加入りをお願いをして、日本の国益に反し、あらゆる面で大きく譲歩するという姿に私は強く疑問を感じております。
実は、自民党さんは野党のときに、とにかく情報を出せ、情報を出さない中で交渉参加入りということを決定するのは決して許されないということをおっしゃってこられたと思いますので、こういう国民の世論をうまく使うことも含めて、やはり出すときは出して、そして国民運動を喚起して、有利な条件をかち取る、そういう方針も私は必要だと思いますので、ぜひとも強い交渉に当たるよすがとして御検討いただければと思います。
これは、まさか妥協して交渉参加入りを表明するということはないでしょうね。我々は、交渉参加表明をしたいということで模索をしていましたけれども、この条件では余りにも日本に不公平だということで、非対称的だということで、我々は交渉参加をしなかった、表明をしなかった。そういう状況で、ましてや交渉参加表明をしないでしょうね。総理。
○前原委員 我々が与党のときには、自民党から、とにかく情報を出せ、情報を出さない中で交渉参加入りというのは決して許されない、それは先ほど話があったばかりであります。それを我々としては、今、野党になりましたけれども、守秘義務というものについては、これは本当に国益にかなうかどうか、見切り発車をしないために私は申し上げているわけです。 菅官房長官に最後の質問をします。
国益を損なうような形で拙速にやってもらわないように、そして、万全を期して交渉参加入りを表明してもらうようにお願いして、質問を終わります。
そもそも我々が以前から主張していたのは、前政権の下において情報が十分に出てこないと、こういうものに対しては交渉参加入りは断固反対だと、こういうことを申し上げてきたわけでありまして、そのようなつもりで私は参加をいたしました。
普通の人が聞くと、参議院選挙までは交渉参加入りするともしないとも言わないで、参議院選挙が終わって参議院の議席を与党でしっかり確保できたら条件を付けて交渉に参加入りするのではないかと、このように林大臣はしっかり認識しておられてこの発言をしたのだと考えざるを得ないわけであります。 真意の一端をお伺いをしたいと思います。
そんな中で私たちは、参議院選挙を待って、参議院選挙の後、交渉参加入りをするというようなペテンを絶対に許したくない。そんな思いを強くして、質問を終わらせていただきたいと思います。
それでは、TPP関連のことについてお伺いしますが、今、昨日も話が出ましたけれども、G20で交渉参加入りを総理は表明されるのではないのかなという強い懸念が寄せられているんですね。だから、今、TPPの情報はないに等しい、我々はですね。参加の是非に向けた議論が進んでいないんですね。頓挫している。
しかし、カナダは、これを、国益に照らしてきっぱりと拒否をして、そしてTPP交渉参加入りを見送ったわけであります。要するに、たとえ隣り合っていても、しっかりと主張すべきは主張する、拒否すべきは拒否する、これがまた日本の国益を考える上での政治がなすべき役割であろうと思います。
したがいまして、仮に近いうちに日本が参加表明をしましても、実際にアメリカ議会で交渉参加入りが認められるのは来年の三月、四月だろうと思います。そのころはもう選挙モードにも入っているんだろうと思うんですね。なかなかこの交渉の議論も行いがたいんだろうなと思います。要するに、今日本が参加表明をしても、にわかにこの交渉に参加できる、日本の主張を展開できるわけではないんだろうと思うんですね。
私は、きょうお集まりの与野党の皆さんは、APECまでにTPPへの交渉参加入りを表明する拙速さに反対という一点では、委員長も含め、みんな同じだと思っております。 ですから、私は、この農林水産委員会において、TPPへの参加交渉をAPECまでに表明することに反対という決議をぜひしていただくことを提案したいと思いますので、委員長、理事会においての取り計らいをよろしくお願い申し上げます。