2009-04-10 第171回国会 衆議院 環境委員会 第7号
また、亜熱帯水域におきまして、サンゴ礁は水産資源の産卵場、えさ場、幼稚仔魚の育成場ともなっております。生物多様性が豊かで生産力の高い健全な沿岸域を実現する上で、このような機能を有します藻場、干潟、サンゴ礁を保全することは極めて重要ではないかと思っております。
また、亜熱帯水域におきまして、サンゴ礁は水産資源の産卵場、えさ場、幼稚仔魚の育成場ともなっております。生物多様性が豊かで生産力の高い健全な沿岸域を実現する上で、このような機能を有します藻場、干潟、サンゴ礁を保全することは極めて重要ではないかと思っております。
○国務大臣(田名部匡省君) 亜熱帯水域における水産研究を総合的に推進しようと思っておりまして、国の試験研究機関設置に関する調査を今お話しのように実施いたします。 この試験研究機関の実際の設置については、調査を見なければわかりませんが、これは設置する方向でやるものでありますから、調査が終わり次第やろう、こう思っております。
○川合政府委員 亜熱帯水域におきます水産研究につきましては、マグロなど暖水性の回遊魚種の資源管理の強化が急務となっているわけでございますので、特に黒潮源の流域であります海洋環境の研究、まさにこれは沖縄の周辺だろうと思いますが、そうしたところにおきます産卵とかその他稚仔魚期における生態とかいう研究が非常に大事だと思っております。
奄美群島の沿岸漁業につきましては、御指摘のような広大な海に囲まれるという地理的な特性もございますし、しかも亜熱帯水域に位置して、群島周辺はサンゴにも囲まれ豊富な水産資源の生息の場になっているという特性もありますので、こうした特性に着目して、これを活用した漁業の振興を図っていくことが重要であると考えております。
○政府委員(恩田幸雄君) 沖繩はいわゆる亜熱帯水域に属します関係から、周年水温が比較的高いということが一つの大きな利点でございますが、一方その反面には、台風の影響を受けやすいということでマイナスの面もないわけではございませんが、やはりそういう利点を生かしまして今後養殖業をさらに振興さしていく必要があるだろうと思っております。