2014-02-26 第186回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
もう一点、この地域においてなかなか事業が進まない一つの理由が、実は亜炭鉱の掘った跡がある。これは大臣の方が詳しいかもしれませんが、戦前、特に戦中にかなりいろいろなところを掘ったらしいんですが、どこに穴があいているかよくわからない。
もう一点、この地域においてなかなか事業が進まない一つの理由が、実は亜炭鉱の掘った跡がある。これは大臣の方が詳しいかもしれませんが、戦前、特に戦中にかなりいろいろなところを掘ったらしいんですが、どこに穴があいているかよくわからない。
地方公共団体との適切な役割分担のもと、議員御指摘の亜炭鉱の廃坑も含め、地盤の脆弱性等、必要な調査を行っていくことが重要と認識しております。
きょうは、災害全般に関して、特に南海トラフ、首都圏直下ということでありますので、最初に、亜炭鉱の話をちょっとさせていただきたいと思うんです。
○古屋国務大臣 委員御指摘の御嵩町の亜炭鉱、私も、かつて中選挙区のときは選挙区でございましたので、よく承知しております。まだ、御嵩以外にも、東北にも、あるいは九州にも、各地区にありますね。ただ、御嵩の非常に特徴的なところは、町中がその対象地区になっている。 御承知のように、亜炭鉱の対応スキームは、陥没したら対処しましょう、こういうことですね。
ことし、今国会ですね、四月二十五日の参議院の予算委員会で公明党の魚住裕一郎委員が取り上げておられます亜炭鉱の問題について最初にお伺いをしたいと思います。
亜炭鉱陥没、東日本大震災によりまして、岩手、宮城、福島の三県で、委員御指摘のとおり、四百七十件確認をされております。これらの陥没は、既に炭鉱の権者が明らかでないと、こういった中で早期の復旧が必要でありますことから、経済産業省では、これら東日本大震災に起因する亜炭鉱陥没の災害復旧対策として、これまでに総額八・八億円の復旧のための基金を造成して、県の事業として復旧を行っております。
山口代表を中心にしっかり取り組もうという形でスタートを切らせていただいたわけでございますが、この東北に、津波とか、それ以外に結構、震災後、震災も含めて、仙台に亜炭鉱の廃坑が実は多くございます。それで、たしか四百七十か所ぐらい陥没があったと思いますけれども、要するに山の中ですよね、亜炭鉱。
今、魚住委員御指摘のように、岐阜にも、魚住先生の御地元の県ですけど、かなりの数の亜炭鉱跡ありますね。陥没して本当に悲惨な事故が起きているところがありました。 今、茂木経産大臣が答弁させていただいたように、亜炭鉱の対策は第一義的にはそういう形でやっております。
国策としてどんどん進めて、それで空洞になってしまって、その結果として今問題が出ているんですが、亜炭鉱を掘ってきた跡地問題としては、建物の耐震改修をしても、陥没してしまって地面に大きな穴があいてしまったままではせっかくの改修効果も出てこない、これが現実なんです。 それで、効果も薄いわけですが、陥没する前に基金を使って対策を打っておいたら、これは被害を小さくできるし、そしてコストも安いわけですよ。
きょうは、鉱業法第三条における適用鉱物というのはすべてで四十一種ありますが、最初はその中の亜炭鉱について、その亜炭鉱の跡地問題を伺っておきたいと思うんです。 十二の県の各地で鉱害が問題になっております。
次に、昨日、岐阜の御嵩町で起きた亜炭鉱の廃坑跡が陥没した件についてお聞きしたいと思います。経産省の方、来ていただいていると思いますけれども。 昨日の午前九時ごろ、御嵩町のところにある住宅地でございますが、東西五十メーター、南北六十メーターにわたって地面が陥没している、深さ約最大三メートルぐらい、空き家も含めて五軒ぐらいが傾いて、五世帯九人が近くの公民館に避難しているという事案でございます。
このほか、新たに亜炭鉱の放置坑口の閉そく工事を実施する等の保安防災対策、環境保全対策及び廃棄物の有効利用、再資源化促進対策について、引き続き施策の充実を図ることとしており、財政投融資計画におきましても、日本開発銀行の公害防止枠を千五百五十億円と大幅に拡充しております。
通産省が現地に出かけられた——これはあの今回の山くずれを起こしましたこの山に亜炭鉱の廃坑が掘られておるのであります。したがって、この廃坑が今回のこの災害にどういうかかわりを持ったかということで仙台通産局の鉱山保安部がいち早く乗り込まれたのだと思います。
これも従来から国会等でもたびたび論議された経緯がございますようでございますが、ようやくこれが実りまして亜炭鉱のうち不良経営の、状態のよくないもの等を石炭鉱業同様整理していく。でその際、共済事業に対して国から若干の補助をいたそう。こういう趣旨の予算項目でございます。 以上きわめて簡単ではございましたが、通産省関係の保安を除く四十五年度予算要求について概略御説明申し上げた次第でございます。
これは亜炭鉱を生産規模、労務者数別に展開したものでございまして、しかもそれを全国の各道府県に展開した形になっております。これによりますれば、炭鉱数は全国で百十一あります。そして山形県が一番多くて四十一、それから宮城県がその次に多い。三十三炭鉱という形が出ております。生産規模にしてみますれば、この表に見られますごとく、月に千トン以上の炭鉱は全国で六炭鉱という形が出ております。
さらに、かねて承っておりますように、亜炭の根本問題を解決いたしますために、亜炭鉱の企業診断を行なおうというような意図を明示されておったのでありますが、さっそくこれが診断班を編成されまして、五月上旬からこれが診断調査にかかられるということを承っておるのであります。
しかも資金がありませんから、どんどん山をほったらかしにして、夜逃げ同様にしてその土地を去るという人が多かった関係で、隣の放てきしてある亜炭鉱からどんどん浸水するというような状況になっております。また最近の亜炭業の不況から、資材の手配その他も十分にいっていないようであります。
しかも今後こういった炭鉱を放てきしておきます場合には、先ほども申し上げましたように、群小の炭鉱がたんぽの下十メートル、二十メートルというところで相接しておるのですから、一つ逃げ出せば、とたんに連鎖反応を起こして周辺の亜炭鉱がつぶれていく。しかもそれを国では見てやらない。事故が起こり、鉱害地ができ、復旧できなくなってから手を打つのじゃおそいと私は思う。
ちょうどこの三月四日かと思うのでございますけれども、東海地方の、具体的には岐阜県の御嵩の町長並びに業界の代表者に、東海地方の亜炭の現況、保安の問題、鉱害復旧の問題、こういった点について当委員会においてお聞き取りを願ったのでございますが、この二十一日でございますか、たまたま岐阜県のある町におきまして、相次いで二つの亜炭鉱で落盤事故が起こりまして、四名が死ぬというような事件が起こりました。
○楯委員 私は、すでに通産省の関係当局では御承知と思いますが、岐阜県の可児町あるいは御嵩町の中小亜炭鉱において、去る二十一日、四名が落盤のために死亡するという事故がありましたので、これを中心にいたしまして、亜炭関係一般のことを御質問いたしたいと思います。
○楯委員 鉱山保安については、保安法あるいは保安規則によって、それを一カ月か二カ月に一回巡回をして監督をしておられる、こういう説明ですが、私の想像では、詳細には私いま保安法、保安規則をここに暗唱はいたしておりませんが、その規格に合わなければ採掘ができないということを厳格にやったら、いまの亜炭鉱においてはほとんど採掘不能になるのではないか、こういう気がするわけです。
亜炭鉱の保安問題等について質疑の通告がありますので、これを許します。楯兼次郎君。
特に広い大きい炭鉱に参りますと、坑内は非常に複雑しておりますので、あるいは半分にしてくるとか、あるいは三分の一にしてくるということも予想されますけれども、名古屋地区の亜炭鉱の坑内は非常に狭いものですから、坑内に下った以上私は簡単に見てこられるのではないかというふうに考えておりますので、途中で引き揚げるということはおそらく考えられないのではないかと考えております。
それからもう一つ、これはあるいは希望になるかもしれませんが、特に中小鉱山、たとえば炭鉱、亜炭鉱というような災害の頻発する中小鉱山の場合に、一番欠けておるものは保安設備、あるいはまた災害が起った場合の防除するところの、たとえば人的な災害が起った場合にこれを救出するというようなことについての設備、機械、器具というようなものが非常に不備だという点で、一朝人命に関する災害が起った場合に救出が非常におくれる。
それからなお、かような亜炭鉱における事件を将来ふたたび発生しないために、どういうような対策を考えておられるか。これらについても本日はそういう報告がなければやむを得ませぬが、次回の機会において、ぜひこれを御説明願いたいと思います。
○古池信三君 鉱山保安局長にお尋ねしたいんですが、先般岐阜県の御嵩町におきまして亜炭鉱が浸水によって数名の死亡者を出したという、まことに不幸な事件が起ったのですが、この事件について監督官庁としてもちろん調査されたわけですから、その調査の結果、正確なる事情を概略でけっこうですけれども、この点報告していただきたいと思います。
最近の亜炭の災害の関係を申し上げますと、昨年は非常に成績がよくて、日本全体の亜炭鉱といたしまして、三十一年は死亡が十二名、重傷が五百九十五名、軽傷が七百二十三名、計千三百三十名、かような数字になっております。
○楯委員 私は亜炭鉱の鉱害について、地方問題でありますが、たびたび起さますので、質問をいたしたいと思います。これは岐阜県の可児郡の御嵩町の森山炭鉱で、十月の二十四日起きた問題でありますが、採鉱夫が十二名生き埋めになりまして、うち一名救出されましたが、残る十一名は、必死の救出作業を行なったが、ついに二十八日午前三時ごろ死体となって収容された事件があったのであります。
私どもの聞いたところによりますると、申請にはしばしば事故があるというようなことが書いてありまするが、殆んど今までには交通事故がなかつた、こういうことが言われておりますし、更にこの産業上の問題ですが、亜炭鉱と石油がこの附近にあるからそれに対してこの新線道路によつてこれが活溌に動く、こういうようなことも言われておりまするが、亜炭や石油の山はそこにあるのじやなくして、現在演習地があるところの大高根村、そこの
これが亜炭鉱になりますと、さらに小さな鉱業権者ばかりでございますから、ほとんど被害者側の言い分が受入れられておらないことになるわけであります。そこでもし現在鉱業法によつて監督の立場にありまする鉱山保安部等が十分タツチできないとしますならば、その点はやはり鉱業法の修正が必要であればこの点を考慮してもらわなければならない問題であると思うわけであります。
亜炭鉱の地表は大部分が農地でありまして、一部分は家屋その他であります。今まで鉱害を受けておる地方は、ほとんど戦争中に濫掘いたしましたものばかりだと申してもよいくらいでございます。戦争後は保安局その他の嚴重なる監督のもとに保護されますので、今後はかかる鉱害はよほど減ることと存じておるのであります。