1953-07-24 第16回国会 参議院 労働委員会 第17号
この前の炭労のストライキのような場合を考えましても、組合はすでに六十日以上に亘つてストライキを継続いたしまして、組合員自身あした食べるお米がないというところまで追い詰められて来たのであります。それにもかかわらず、じつとその間、保安要員を引揚げないで堪えて来たわけです。
この前の炭労のストライキのような場合を考えましても、組合はすでに六十日以上に亘つてストライキを継続いたしまして、組合員自身あした食べるお米がないというところまで追い詰められて来たのであります。それにもかかわらず、じつとその間、保安要員を引揚げないで堪えて来たわけです。
その両者の意見が容易に一致いたしませんで、労働、運輸両省におきまして非常に中に入つて困つた状況があつたのでございますが、今までの例と違つて非常に強硬な使用者側の態度によりまして、又長期間に亘つてストライキのために組合側が資金難に陥りまして、又労働省からの勧告もありましたことも加味いたしまして、実は八月二日にじや、ストライキをやめる、そして団体交渉に入つてくれということになつたわけであります。