1985-03-12 第102回国会 参議院 予算委員会 第5号
しかも、私調べまして非常に驚いたことは、当時の校長先生は井本熊男陸将です。委員の方にはこの名前記憶がある方もいらっしゃるかもしれない。この井本熊男陸将は、昭和三十三年十一月にアメリカへ行って、日本は自衛のため原子兵器が必要だと、ペントミック師団を将来持たなければならぬ、そういう発言をしまして、AP電で日本で報道されて、昭和三十四年三月十三日国会で問題になったんです。
しかも、私調べまして非常に驚いたことは、当時の校長先生は井本熊男陸将です。委員の方にはこの名前記憶がある方もいらっしゃるかもしれない。この井本熊男陸将は、昭和三十三年十一月にアメリカへ行って、日本は自衛のため原子兵器が必要だと、ペントミック師団を将来持たなければならぬ、そういう発言をしまして、AP電で日本で報道されて、昭和三十四年三月十三日国会で問題になったんです。
そこで、私次の問題をお尋ねしたいのですけれども、あなたの部下である井本熊男陸将が、昨年アメリカを視察された途中で、日本の自衛隊は当然核兵器を持って充実した自衛隊にしなければならぬという言明をされておる。防衛庁の職員であり、自衛隊の幹部である人が、外国において、政府自身の政策に関係し、あるいは憲法違反に関係するような問題を平然と言い放つことを、あなたはどういうふうにお考えになるか。