1961-01-26 第38回国会 参議院 建設委員会 第2号
既設の井川発電所の上流約二十五キロの地点に、高さ百二十五メートル、貯水量一億七百四十万立方メートルの畑薙第一ダムを設け、その直下に設置する発電所により八万五千キロワットの発電を行ない、さらにその下流約三キロの地点に高さ六十九メートル、貯水量一億一千四百万立方メートルの畑薙第二ダムを築造し、これから五千百五十メートルに及ぶ圧力隧道によって第二発電所に導水し、八万五千キロワットの発電を行なうものであります
既設の井川発電所の上流約二十五キロの地点に、高さ百二十五メートル、貯水量一億七百四十万立方メートルの畑薙第一ダムを設け、その直下に設置する発電所により八万五千キロワットの発電を行ない、さらにその下流約三キロの地点に高さ六十九メートル、貯水量一億一千四百万立方メートルの畑薙第二ダムを築造し、これから五千百五十メートルに及ぶ圧力隧道によって第二発電所に導水し、八万五千キロワットの発電を行なうものであります
この標準は、大体中部電力がすでに行いました平岡及び井川発電所の例に則つて実施されたものでありまするが、補償そのものは工肝を急ぐの余り若干甘いという噂があります。現に水没希望者が続々現われておるという不思義なことを聞くのであります。