1952-07-29 第13回国会 衆議院 水産委員会 第51号
○井之口委員 水産委員会の廃止の問題が、今議せられておりますが、これはおそらく今までの水産委員会の運営の点に対するいろいろな不満が昂じて来ておる、そうしてこれが廃止ということになつておるのだろうと思う。水産委員会それ自体の廃止ということは無意味でありまして、むしろ水産委員会は今までよりももつとなすべき仕事がたくさんある。
○井之口委員 水産委員会の廃止の問題が、今議せられておりますが、これはおそらく今までの水産委員会の運営の点に対するいろいろな不満が昂じて来ておる、そうしてこれが廃止ということになつておるのだろうと思う。水産委員会それ自体の廃止ということは無意味でありまして、むしろ水産委員会は今までよりももつとなすべき仕事がたくさんある。
○井之口委員 わかりました。そういうような状態だそうでありますが、こういうようなことになつて、そういうアメリカ軍のために働いて相当の収入を得て、今の世の中に時めいて、ばりばりでやつているような人たちにも恩給を払わなければならぬようなことになつてもいいというお気持をお持ちになつていらつしやるでしようか、承りたいと思います。
○井之口委員 委員長はそこのところを超党派的に運営されれば……。
○井之口委員 いや三、四問あるのです。
○井之口委員 今までいろいろな委員会において、共産党の委員が行きますと、調査が非常に徹底するのでありまして、それを毛ぎらいするような傾向がある委員会においては、共産党の委員を委員長において除外するような習慣が行われておる。これはきわめて不当なことであると思いますので、今度の内閣委員会の方の調査においては、共産党の委員が参加するようにひとつ委員長においてとりはからわれるように希望しておきます。
○井之口委員 ちよつと恩給局長にお尋ねいたします。基礎的なことを一つ、二つ聞いてみたいのです。 軍人恩給は今廃止になつておりまするが、いかなる事情でどういう趣旨のもとにいかなる法的な措置によつてこれが廃止になつたのか、この点ひとつ簡単に組織的に御説明願いたい。
○井之口委員 そういう建前でその当時廃止になつたものが、今日これを復活しなければならぬというのは、何らかの大きな理由がなければならぬと思うのです。その根本的な理由について、今局長が抱いておられるところの理由というものを明らかにしていただきたい。
○井之口委員 それならその協議会のそうした発言の大体の、ごく簡単なところをまとめて、ちよつと、どういう意見があつたかお話願いたい。
○井之口委員 ただいま議題になりましたところの南方連絡事務局設置法案並びに引揚同胞対策審議会設置法の一部を改正する法律案並びにその修正案、この三法案に日本共産党は反対いたします。 その理由は、元来琉球諸島、小笠原島、奄美大島等々は、これはポツダム宣言によりましても、なおかつヤルタ協定等々によりましても、国際的に日本に帰属すべきごとが公約として認められているころである。
○井之口委員 為替関係はどうなりますか。
○井之口委員 そういうものは何に使うのでございましようか。
○井之口委員 自主的に阻止するというわけですか。
○井之口委員 その二つだけでありますか。
○井之口委員 アメリカにおけるまぐろカン詰の関税の一方的引上げに対しましては、自由党の各位からもいろいろ不満が述べられているわけでありますが、これを解決する問題といたしまして、日本が今日最も効果的な方法はどういうふうにとつて行かなければならぬかというのが、これからの問題になつて来なければならぬと思うのであります。
○井之口委員 そういう断固たる態度をとつておられれば、これは非常にけつこうなことであります。さてもしも向うの行政府においてこれを反対しておるということであるならば、日本の方でも、たとい日本の立法府が弱腰であろうとも、日本の行政府においてもまた強力にこのことは主張できるものじやなかろうかと思います。そうしてそれがどうしてもいれられない場合には、打つ手としては、やはり実力にたよるほかに方法はない。
○井之口委員 それなら結局その交換文書とおつしやいましたが、その交換文書が一切を、日本の権限を、漁民の利益を躁潤しているという結果に立ち至るのでありますが、そうした文書なり安全保障条約なりも、これは永久のものではない。これはやはり抽象的に規定されてあれば、それを施行するととろの細則がきまつて来なければ効力を発生しない。当然これはいろいろな法律に見られる現象であります。
○井之口委員 ただいま石原委員から、この法案の撤回を要求されたようでありますが、まつたく正論であると思うのであります。そこでこの法案がもし出ないといたしましたならば、合衆国の軍隊に水面を提供するの必要もなくなり、漁民は従来使用されていたものも返してもらうようになり、非常にいい結果に立ち至ると思うのでありますが、その結果何か少しでも悪いような形になることがあるのでございましようかどうでございますか。
○井之口委員 それはこの法案をつくろうとつくるまいと、結局において実行されるんだというふうになるのでありますが、結局これはつくらぬでもいいじやありませんか。その方針なら、ぜひともこれはつくるものであるならば、国会にかける必要も何もないということに結論はなるのじやないでしようか、どうですか。
○井之口委員 技術者が……。
○中垣委員長 ちよつと井之口委員に申し上げますが、次の委員会におきまして、管財局長、理財局長等は、こちらへ呼び出すつもりでありますから……。
○井之口委員 それでは、その点は委員長において考慮していただいて、今度特別調達庁の責任者を呼んでいただきたいと思います。
○井之口委員 そういう全国にわたるような分で、わずかに八百万円というのは非常に少いようです。それはごく微微たるものではないでしようか。私がお尋ねしたのは、この取得に関してあげられているもので、金額も多いし、かつ明確に不当事項と認められるような、割りにひどいようなものを報告願いたいということを申し上げたのであります。
○井之口委員 それはどこのもので、どれくらいの施設をやつたのですか。
○井之口委員 具体的にどんなところですか。
○井之口委員 今度平和條約が発効になることで、これを記念べきすときを迎えるために、こういうものも役立つというふうな御説明でございますが、つまり平和條約が締結されて、国民はみんな悲しんでいるわけであります。そういう意味でこれは弔意を表するためにこうした適用が行われるのでしようか、どうでしようか。
○井之口委員 そういう普通いわれている、今私が申しましたようなのは含んではいないにいたしましても、そういう人たちがいるということは事実である。この事実に対しては、これは適用されるものでありますか、適用されないものでありますか。
○井之口委員 その場合は、たとい原因が何であろうとも、一律に懲戒処分を受けた人間に対しては、全般的に適用されるのですか。
○井之口委員 これはもとより会計検査院の検査を受けているのでございましような。
○井之口委員 二十六年度は。
○井之口委員 それではひとつ委員長にもお願いしたいと思いますが、その点の調査の部分をやはりある程度出していただかないと、こうした融資関係は非常にやましいことが普通からむものでありまして、現に農林委員会においても、畜産奨励金の融資関係において不正の雲がただよつておるようなことが委員会において報じられておる次第でありますから、その点全国的にどういうふうな配置になつておるか、ただ一般的に三六%の老朽船があるというぐらいでは
○井之口委員 あなたはまだよく内容を御存じありませんからしかたありませんが、二百五十億を五年間にわたつて漁船建造のために融資しようという計画なんです。そういう点で大蔵省としてはどういう道からその資金を得て来ればいいというふうにあなた方はお考えになりますか。
○井之口委員 しかしここに三六%が船齢八年以上のほとんど使用にたえないような非能率的な老朽船であるということもすでに算定しておられる。何らかの算定の基礎がない限りは、やはりこういうものはわからぬと思いますが、そうしたものをお持合せないのでありますか。
○井之口委員 あまり簡単々々と言うても、今質問が始まつたばかりじやないですか。 それでは簡単に要領よく質問したいと思いますが、ただいま互譲妥協によつてこの関税の問題を妥結させたいというお考えのようでありましたが、さて、互譲妥協といいましても、日本からばかり妥協をやつていても互譲妥協ではない。
○井之口委員 さつき平塚さんのいろいろなお話を承つておりますと、アメリカにおいても日本のまぐろに対するいろいろな需要は、一般大衆に対して大きな点があるし、かつ日本のものは品質もよくまた価も安くて、正常に行けばこれが当然アメリカとの貿易において大きな繁栄を遂げて来なければならないという結論になつたようであります。
○井上(尚)政府委員 井之口委員が今まさにおつしやつたような意見が日本にあつて、日米経済協力の上に好ましからざる影響が生ずるであろうということを懸念して、米国内においても今般のまぐろ課税に対する反対論が非常に有力なわけであります。
○井之口委員 それではあまり政治の根本に触れるとあなたはおわかりにならないから、ここに具体的に現われている言葉をつかまえて、そうして具体的な例を引いてひとつお尋ねしてみたいと思います。たとえば外務公務員の中に——これは外交上のいろいろな機密を知つておるのであります。
○井之口委員 まるでその返事はわけのわからぬことになる。もとより機密であるから、アメリカの機密に対してこれを漏洩した場合はどうなるのですか。日本に多くのアメリカの軍事基地ができている。この軍事基地に対して、外交官は当然いろいろな国際の関係で知つている。
○井之口委員 人事院特例によつて、これらの外務公務員を将来規定するのだというふうに、前になつていたといたしますれば、むしろ今日の国家公務員法の部分として改正するなり、いろいろな方法をとつて、やはり人事院の管轄内において、これらの外務公務員に関する諸法令も規定したならばどうかと思うのですが、これでは人事院はどの程度これらの公務員に対して働きかけ得る余地が残されておるのですか。
○井之口委員 それならば、そういうふうな手続を済ました後に、なおかつ一人の漁業担当官が日本に対して、それを実行しないでその権利を放棄したならばどうかというような勧告をなし得るところの権能があるのかどうか。この点を聞いておきたい。
○井之口委員 それでは日本の方はそうなると思いますが、アメリカ、カナダの場合も同様にそれが実行せられ、向うの国会において責任をもつてこれが可決せられた場合は、向うの政府は当然それを実行することの義務を負うものでありますか。
○井之口委員 それでは日米加漁業協定が條約としてきちんと結ばれない前にも、講和條約が効力を発生して来たならば、出漁して権能上国際間の何らの違法にならないのですかどうですか。
○井之口委員 その場合にやはりみんなの意思といたしまして、ベース・アツプの要求なんかもみんな持つていたんだということを、その中につけ加えて報告なされんことを希望いたします。
○井之口委員 そうしますと阿久芽さんとか、長瀬さんとか、木森さんとかいう方々は、本庁へ来てすわり込んだ、それで首を切つた、こういうわけですか、どうです。
○井之口委員 それではもう少し続けてお尋ねいたしますが、あなたは町田さんでいらつしやいますな。
○井之口委員 ちよつと人事院にお尋ねいたしますが、去る二月の二十九日に建設省で五名の不当な奇々怪々な馘首をやつている事実がある。これは組合の執行委員長の阿久芽君と書記長の長瀬君と青年婦人部長の木森君と九州の青年婦人部長の野口君と中央執行委員の松岡君、こういう方々を不当に馘首している。
○井之口委員 それでは今度人事院総裁でもひとつ出て来てもらつて、この問題は十分に答弁していただきとうございます。なお長瀬君に対しては、東北の局長が、職場において決して長瀬君は業務の関係が不良な人ではないというような証言もしているようであります。