1957-03-16 第26回国会 参議院 決算委員会 第19号
これは石橋内閣から岸内閣に至りまして、官吏の綱紀粛正の問題が、五大公約の中にはっきり出されておる。そういう中でこの多久島事件という問題は、非常に国民の視聴を集めた問題です。しかも、これは非常に低い下級官吏です。この下級官吏がこのような莫大な金を横領することができるという仕組みの中にこそ、今重大な問題があると思うのであります。
これは石橋内閣から岸内閣に至りまして、官吏の綱紀粛正の問題が、五大公約の中にはっきり出されておる。そういう中でこの多久島事件という問題は、非常に国民の視聴を集めた問題です。しかも、これは非常に低い下級官吏です。この下級官吏がこのような莫大な金を横領することができるという仕組みの中にこそ、今重大な問題があると思うのであります。
五大公約の一つです。そういう態勢の中で、この当委員会でそのような論議でぬけぬけと通られると思っておられたら、それは大へんな間違いです。これはわれわれ国民を代表して一言言わなくちゃならぬ。時あたかも三十一年六月四日というのです。われわれだって推測がつきますよ。ここではあなたたち公然と言えないでしょう。しかし、世の中がやかましくなってきて、公舎の問題で騒いでおった。
わが内閣が、五大公約はほとんど不履行となっておる、引退に際しましては、公約不履行の引責辞職たることを明らかにし、解散を行なって民意を問うべきであるというような御質問でございました。
五大公約に関連して最も重大なる点でございます。次に、厚生、労働の行政は今日最も密接な関連を持つておりますので、両大臣にお伺いをいたします。失業状態は次第に重大化しつつある傾向であります。これを見のがすことはできません。