1992-12-09 第125回国会 参議院 予算委員会 第6号
金丸元代議士の弁護士の安部さんによりますとこの上申書は、特捜の五十嵐部長から、団体あてではなくて個人あてにしてくれ、いろいろ相談をしてつくりました、こういうふうなことまで言われているわけです。 この上申書、私はまだ本物を見ていないわけでありますけれども、ここにあるものを実際の本物の上申書と同じものだとしますと、この文章から果たしてこれが個人献金だ、こういうふうにどうして断定できるんでしょうか。
金丸元代議士の弁護士の安部さんによりますとこの上申書は、特捜の五十嵐部長から、団体あてではなくて個人あてにしてくれ、いろいろ相談をしてつくりました、こういうふうなことまで言われているわけです。 この上申書、私はまだ本物を見ていないわけでありますけれども、ここにあるものを実際の本物の上申書と同じものだとしますと、この文章から果たしてこれが個人献金だ、こういうふうにどうして断定できるんでしょうか。
そうなれば、事情聴取にも協力したい」これは五十嵐部長から呼ばれたときにそう言ったと、この中には彼がコメントしているわけであります。 「弁護人という立場ではありますが、金丸氏の違法行為は違法行為として捜査すればいい。しかし、歴史ある特捜部の捜査にしては、公平と徹底性を欠くと思ったものです。」
さらに五十嵐部長は、五億円は政治団体あてだったのではなく、金丸氏が私がもらいましたという個人献金だということを認める上申書にしてくれと言いました。 このことについてはどう思いますか。
安部弁護士の話によりますと、事情聴取はしない、上申書を出してくれ、ただし五億円は金丸個人あてに入ったことにしてほしいという通告が五十嵐部長から安部弁護士になされたのが九月二十三日。安部弁護士の話によりますと、最高決定が出たんだと五十嵐部長は言ったという話でございます。そういう経過ですね。