1960-12-15 第37回国会 衆議院 予算委員会 第4号
これは長男、跡取りといわず、二男三男といわず、離農していく者が非常に多くなっている。そうすると、機械化するということではございまするけれども、こうした将来一番労働価値の高い者が農村を離れていくということは、必ずしも生産性を高めることにはならないのではないか。特に農林省の統計を見ますると、漸次青壮年の就業人口がふえまして、婦人または老年または年少者によって農業が営まれている傾向が露骨に出てきておる。
これは長男、跡取りといわず、二男三男といわず、離農していく者が非常に多くなっている。そうすると、機械化するということではございまするけれども、こうした将来一番労働価値の高い者が農村を離れていくということは、必ずしも生産性を高めることにはならないのではないか。特に農林省の統計を見ますると、漸次青壮年の就業人口がふえまして、婦人または老年または年少者によって農業が営まれている傾向が露骨に出てきておる。
にこれが削られておるということ、いわゆる総額の問題を本年度はどうするかということが一つ、もう一つは、今までのわずかな失業対策費用というもの、公共事業費というものがどういうふうに使われておるかということになりますと、今の労働大臣のお話では、地方は非常にうまくいっておると、こういうふうなお話ですが、事業の面からみるとかなりうまくいっておる面もありますが、実は失業者のために使わなくちゃならない国費が、農村の二男三男坊
すなわちこの私の村は名古屋市と幾分は離れておりますけれども、しかしながら現在は農村ではありまするけれども、二男三男というようなものはみな名古屋の方へ出てそうして働くよりは方法がないのでございます。
従つて日本教職員組合に対する弾圧は、いわゆる強制志願制度といいますか、志願という言葉がつくかどうかわかりませんが、失業者、農民、あふれた二男三男、こういう人たちを強制的に保安隊、軍隊といいますか、こういうところに送り込むためのものである。従つて本国会でおそらく鋭意通そうと努力するものは、このMSA予算と教職員組合の弾圧法案であろう、かようにわれわれ労働者は考えておるのであります。