1952-04-16 第13回国会 衆議院 地方行政委員会 第27号
○立花委員 それから政令によりますと、やはり選挙人に渡さなければいけない、渡すように努力しなければいけないとありますが、そうなりますと、やはりそういう二業地三業地のおやじさんに渡すということは、非常にこれは危険だ。あなたの言われる不正投票の危険もあるし、しかも政令で定めた趣旨にも反すると思うのですが、こういう点で今回行われたやり方に対しては、非常に問題があると思うのです。
○立花委員 それから政令によりますと、やはり選挙人に渡さなければいけない、渡すように努力しなければいけないとありますが、そうなりますと、やはりそういう二業地三業地のおやじさんに渡すということは、非常にこれは危険だ。あなたの言われる不正投票の危険もあるし、しかも政令で定めた趣旨にも反すると思うのですが、こういう点で今回行われたやり方に対しては、非常に問題があると思うのです。
それから二業地の組合長ですか理事長ですか、その談話を読み上げますと、組合へ一括交付されて迷惑した、三業地の方も一括だという話を聞いておる、こういうふうにあつて、相当多数のものが、やはり二業地三業地の組合のおやじさんに一括配付されているのですが、この程度だと、どういうふうにお考えになりますか。
従来昔からありました二業地でありますとかあるいは遊郭地帯でありますとか、事実上そういう地帯が残つておりまして、現在でもいろいろ遊郭以外の玉ノ井とか亀戸とか従来存在しておつた地域が現在でも十三箇所残つております。事実上そういう残つておる地域を俗に赤線といわれておるということを実は申し上げたのでありまして、指定はいたしておりません。
○渡辺証人 先ほど申しましたように現在十三箇所、それからこれは赤線区域と申しますかどうかしれませんが、例の待合、現在は風俗営業法で取締ることにして料亭という名称になつておりますが、その料亭の営業の許可を受ける地域は、従来のような二業地、三業地と規定されておつたのでありますが、事実上従来の区域以外では許可いたしておりません。
あるいは二業地とか、現に待合等の存在する地域に対して、それがあまり存在しては政策上、事実上おもしろくないという意味で一定の地域を指定して、そういう地域内においてのみ許可しておつたというような従来の慣例と申しますか、それを俗に赤線区域と申すのでありまして、先ほども申しますように、現在では赤線区域というものは存在いたしておりません。
立川にその頃軍需工場があつて、立川の軍需工場を潰してあすこに三十軒家を建てるから、どうかあすこへ来てくれと、それから穴森がやはり神社の傍で、これは整備になつて蒲田の二業地と合併したので、あすこへ三十八軒か行きました。それから新宿とか吉原にも十何軒行きました。方々の整備したところへ向けて、空家になつておるところへ向けて、皆相当のその当時の單価で買つて、そうして入つたような始末でありまして……。