1982-05-13 第96回国会 参議院 社会労働委員会 第14号
ただ、いずれにせよ、いま基金制度あるいは事業主援助制度、給付金制度等がございますから、これを何とか媒介にするとか、あるいはこれの活用を伸ばすという努力をすることによって、一部その問題を解決できる余地があるんじゃなかろうかというのがただいまの率直な考えでございます。
ただ、いずれにせよ、いま基金制度あるいは事業主援助制度、給付金制度等がございますから、これを何とか媒介にするとか、あるいはこれの活用を伸ばすという努力をすることによって、一部その問題を解決できる余地があるんじゃなかろうかというのがただいまの率直な考えでございます。
第二は、事業主援助制度、財形給付金・基金制度の改善。第三は、財形持ち家融資制度の積極的活用の促進。この三つが挙げられておるわけでありますが、今度の改正法案には二つはありますが、事業主援助制度の改善というものが見送られておる、これは一体どういうことですか。
財形貯蓄制度につきましては、御高承のようにいろいろな税制面の優遇措置の改善等を要求したわけでございますが、結果といたしましては、今回の改正は財形貯蓄の伸びが御指摘のように非常に順調に伸びております一方、これに対する事業主の援助制度がどうも十分に振わない、さらには財形貯蓄を原資とする融資制度がどうも伸び悩んでおりまして、その辺にどうも基本的な問題があるという状況でございましたので、融資制度の拡大と、それから事業主援助制度
そこで、財形給付金制度は手続的な簡便さというメリットにかんがみまして、特に比較的規模の小さい企業を主として対象に、これをさらに発展させるべきだと思うんでございますが、さらに、中堅以上の企業においても、この普及を図りませんと、全体としての一つの勢いになってまいりませんので、給付金制度と並んで性格的には若干中堅企業以上の企業に向いたような新しい事業主援助制度をつくりたいというのが、今回の財形基金制度の御提案
○大橋委員 要するに、税制の状況や国民経済の状況等から、今回はその主眼を事業主援助制度及び融資制度の拡充に置いたということだろうと思うのですが、われわれが情報を探りました上においては、これは大蔵省がいまも減税まかりならぬというかたくなな態度から、とうとう見送らざるを得ないということのようであります。これはやはり問題だと思います。